② のつづきです。
祈る毎日でした。
たくさんの方に応援メッセージ頂いてます!
本当にありがとうございます![]()
骨髄移植前に、一時帰宅!
10月の後半から11月の頭にかけて、
コウさんが一時帰宅出来ることになりました。
骨髄移植をすると最低3~4ヶ月
無菌室での厳しい闘いとなります。
その前に一時帰宅させてあげたいと、
先生が言ってくださいました。
コウさんもわたしも、とても嬉しくて
その日を心待ちにして日々を過ごしていました。
2度目の新しい抗がん剤が合っていたようで
最初に比べても副作用が少なく、
血液検査の値も落ち着いていました。
「明日まで検査結果がこの調子なら、明後日退院しましょう!」
準備万端で待っていたら、その翌日
血液検査の値が急に下がってしまいます。
こういうのがいちばん堪えました。
鼻の手術と、
骨髄移植の日程が先に決まっているので
退院出来ないと、1日1日と、帰宅出来る日が短くなってしまうのです。
1日でも長く家に帰らせてあげたい。
その4日後、検査結果が少し良くなり
とはいえ万全ではないので、2日にいちど通院して輸血を受けるという約束で、一時帰宅することが叶いました。
(コウさんは血液型がアールエイチマイナスで、輸血がなかなか手に入らないことも心配のひとつでした)
迎えに行くときは、嬉しかった!!
高速を飛ばして、とにかく早く
むーちゃんとほーちゃんの元へと連れて帰りました。
通院しながらだけれど
順調なら2週間、家にいられる。
この先の長い入院を前に、
やっておきたいことも、たくさん。
思っていたよりもコウさんは元気で、
この頃は食欲もあり、一緒に美味しいものを食べたりも出来ました。
身体づくりが出来ている人なので、
基礎体力があることが、良かったのだろうと思います。
普通に笑って話していると、白血病だなんて
悪い夢なんじゃないかと何度も思いました。
緊急入院
退院して8日目の通院日。
コウさんを病院に送り、輸血の間は近くのカフェで仕事しながら待っていたわたしに
夕方、コウさんからラインが入りました。
「ごめん。緊急入院になった。すぐ来れる?」
心臓がキュッとなる思いを、何度しただろう。
慌てて病院に行くと、慌ただしく検査や入院準備がされていて。
コウさんの血液中の好中球(感染から体を守る免疫システム)の値が、なんとゼロになっていたのだそうです。
しかも輸血中に発熱があり、感染の疑いが。
だって、さっき一緒にランチ食べに行って、
あんなに元気に喋ってたのに。
ゼロだなんてわかっていたら、
お店になんて連れていかなかったのに。
どうしよう。どうしよう。
まだ、あと1週間、家にいられるはずだった。
もちろん入院の準備もしてきていない。
この日コウさんを病院に置いてひとりで帰るのは、本当に本当につらかったです。
このまま骨髄移植になってしまったら、
出来るはずだった準備も…何より心の準備が出来ていない。
むーちゃんたちにも「今夜帰ってくるね」
って言ってきたのに。
翌日、入院の用意をして届けました。
病院は、軽井沢から2時間もかかる遠距離です。
行っても、顔を見ることも出来ません。
コウさんがまだ軽井沢にいられたはずの数日間、急にひとりになって、何も手につかなくなってしまいました。
ぼーっと、寝たり起きたりして過ごしていました。
わたしまで病人みたいにしてちゃダメだと思うけど動けない。
会えたことで、心の距離を保つことが難しくなっていたのだと思います。
こんなとき、カウンセリングが入ることが
何よりの救いになりました。
カウンセリングするときは気持ちがしゃんとする。
そして、カウンセリングは、クライアントさんを通して自分自身を見つめることにもなります。本当にありがたい仕事だと思いました。
頭のいい子で、ぜんぶわかっているような気がしてなりません。
きっと、コウさんの力になるために
フォルテに現れた猫なのだと思います。
④ へつづく。


