① のつづきです。



この夏は、わたし自身も
コロナが落ち着いてきて
仕事の忙しさが戻ってきていました。

カウンセラーとしては、対面セッションや戸隠ツアー、ハイキングも再開。
湯の丸ネイチャーマイスターとしても活動し始め、数年ぶりの充実した忙しさ!

そこに、ほぼ毎日軽井沢に通うことになり
9月・10月は本当に、めまぐるしい日々でした。

目の前のことをこなすだけで精一杯。
ちょっと記憶がないくらい。

でも、その忙しさに、救われてもいたのだとあとから気がつきました。

11月に入り仕事が落ち着くと、
一気に疲れと精神的なつらさがやってきたからです。


 

骨髄移植が決まる

コウさんは、入院してすぐに始まった抗がん剤治療で、落ち着いていました。

とはいえ、予断を許さない状況は続いています。

毎日、検査と治療の連続。

白血病にも種類があるそうですが、
中でも予後不良型であることがわかり
骨髄移植しか道がなくなりました。
けれど、唯一の肉親であるお兄さんの骨髄は型が合わず…。
さらに、最初の抗がん剤治療で目指した寛解(白血病細胞が5%以下になること)が達成できず。


その頃、本人はある程度元気で
毎日のように電話で会話することも出来ていたのですが、つらい情報が続いていました。


でも、コウさんは強いなぁと思います。

受け入れがたい現実を、ちゃんと受け止めている。

楽観することに逃げるでもなく、
悲観することもせず、淡々と。

「明日生きられるかわからないのは、今病気している俺だけとは限らず、今 健康である人でも同じ。だから日々を大切に過ごすだけ」

食欲がなくなる抗がん剤治療中も、食事を完食したり(「いのちをもらっている」と痛感したからだそうです)

たまに、このひとは修行僧なんじゃないかと思うほどでした。笑


彼は元ボクサーなのですが、
過去の過酷な経験も、今 生きているのでしょう。


骨髄バンクを待つ時間の余裕がないということで、臍帯血で移植することが決まり
その準備が進められていきました。

骨髄移植までに今度こそ「寛解」を目指すべく、前回とは違う抗がん剤治療がスタート。

骨髄移植のときは、自分の免疫細胞をゼロにまで殺してしまうため、少しのことでも命に関わるということで、全身くまなく検査されていきます。

そのときコウさんは鼻に小さな点のような影が見つかり、
普通なら放っておいて全然大丈夫なレベルのものなのに、手術することになったり
抵抗力が落ちているために、ふとももに出来たニキビのようなものが翌日には手のひら大になってしまったり。


話を聞いているだけでも、しんどいことが
次から次へと続いていくのです。


 

わたしのこと。

わたし自身も、つらいときが幾度となくありました。

HSPで、感受性が強すぎるわたしは、
感情移入も人一倍してしまう。
自分では大丈夫なつもりでいても、
時々、糸が切れたように泣いたり
何も動けなくなるときがありました。

誰かに頼りたいと思うし、
頼らせてくれる相手はたくさんいるはずなのに、そういうときは誰にどうやって頼ればいいのかもわからなくなってしまう。

それでも、ありがたいことに
心配して連絡をくれる友だちに吐き出させてもらったり
ライブを観に行って、音楽に触れて
感情を出すことが出来たり。
(ライブ会場でびっくりするほど泣く!)


つくづく、心のことを学んだ今で良かったと実感しました。

どんなに大切な相手だとしても、
"相手の問題を自分の問題にしない"ということを知っていたからです。

とはいえ、切り離せないときももちろんあるのだけれど。

落ち込んで、楽しいことをやる気力がなくても
出来る限り、山に行ったりライブに行ったり
友達と会ったり、美味しいものを食べたり
自分の好きなことをやる時間を忘れないようにしました。

そして基準を「わたし」にすること。

コウさんのためにやるのではなく、
わたしがやりたいからやる。

わたしはわたしを犠牲にするのではなく、
やりたいことをしていくだけです。


 

猫のこと。

コウさん命のむーちゃんは、

最初の頃はコウさんを探して探して

落ち着かなくて、本当にかわいそうでした。


今でも窓の外をじーっと見て待っています。


むーちゃんも一緒にがんばってるよ。

マイペースな ほーちゃんは、

あんまり変わりありません(笑)

わたしがフォルテに泊まったり、留守にすることが多いので ラーちゃんは、8月からずっと実家に預けています。


わたしは超寂しいけど、ラーちゃんは

実家のほうが広くていいにゃーというかんじです(泣)

でもわたしが実家に泊まるとわたしにベッタリ!



むーちゃんとほーちゃんが、
フォルテで待ってる。

それが何より、コウさんのパワーになる!

2匹が仲良しで本当に良かった。

わたしが行けない日もあるけど、
2匹で寄り添って待ってくれています。