先週の金曜日20日に聴きに行った、兵庫芸術文化センター管弦楽団PAC 第160回 定期演奏会のことを書きます。指揮は、ユベール・スダーン、プログラムは、前プロがシューベルトの交響曲第5番とソリストに児玉桃さんを迎えてのハイドンのピアノ協奏曲、メインプロがベートーヴェンの交響曲第6番「田園」でした。

 

出演 

指揮:ユベール・スダーン

ピアノ:児玉 桃

管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団

コンサートマスター:豊嶋靖嗣

 

プログラム 

前半

シューベルト:交響曲 第5番 変ロ長調 D485

 第1楽章 アレグロ

 第2楽章 アンダンテ・コン・モート

 第3楽章 メヌエット:アレグロ・モルト

 第4楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ

ハイドン:ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVI:11

 第1楽章 ヴィヴァーチェ

 第2楽章 ウン・ポコ・アダージャ

 第3楽章 ハンガリー風ロンド:アレグロ・アッサイ

後半

ベートーヴェン:交響曲 第6番 ヘ長調 op.68「田園」

 第1楽章 「田舎に着いた時の楽しい感情の目覚め」アレグロ・マ・ノン・トロッポ

 第2楽章 「小川のほとりの情景」アンダンテ・モルト・モート

 第3楽章 「田舎の人々の楽しい集い」アレグロ

 第4楽章 「雷、嵐」アレグロ

 第5楽章 「牧歌、嵐のあとの喜びと感謝」アレグレット

 

ソリストアンコール

シューマン:トロイメライ

 

僕がスダーンの指揮を観るのは、21/11のPAC定期演奏会(★)以来。この時も、プログラムはベートーヴェン、ハイドン、シューベルトでした。
スダーン得意の作曲家なので、今回も期待していました。
 
最初の曲はシューベルトの交響曲第5番。生で聴くのは初めて。
オケの編成は12-10-8-6-4。
シューベルトはロマン派の先駆的存在とのことですが、この曲はモーツァルトの影響も聞かれるというのが定説と解説に記載されているとおり、古典のような曲調ルンルン
管楽器はフルート、オーボエ2,バスーン2,ホルン2で打楽器なしとシンプル。
ほのぼのした軽やかな曲で、聴いていて心穏やかになる演奏が良かったですOK
 

続いて、児玉桃さんのコンチェルト。
児玉さんの演奏を聴くのは、 やはりPAC定期演奏会(★)の20/2以来。指揮はロッセン・ミラノフで、チャイコンでした。

芸文センターでのリサイタルのチラシなんかも見たことがあるんですが、僕の超苦手なメシアンだったりしたので、以降は見送っていました。

今回の演奏曲、ハイドンのピアノ協奏曲も聴くのは初めて。

オケの編成は8-6-6-4-2と更に小振りになり、管楽器もオーボエ2とホルン2のみで、打楽器はなし。

最初から軽快で明るい曲調。第3楽章はハンガリー風ロンドというタイトルらしく、なんとなく民族音楽的な感じもしました。

また、終演後、ホールで貼り出された紙面によると、演奏されたカデンツァは先週17日に94歳で逝去されたアルフレッド・ブレンデルによるものだったとのこと。追悼の意を込めて演奏されたものと思われます。

アンコールのトロイメライも美しかったですキラキラ
 
後半はベートーヴェンの「田園」。
この曲を聴くのは、昨年11月、井上ミッキーの引退前、関西ラスト公演(★)で大フィルとの演奏以来。ミッキーは拘りの8型でしたが、この日は14-12-10-8-6とオーソドックスな配置。
但し、前後半ともスダーンは指揮台なしでオケに近いところで統率していました。
いつものように、第4楽章の「雷、嵐」以外は、穏やかな田園風景が思い浮かぶメロディーが心地よく感じられる演奏になりましたOK
時々、要のホルンが外れ気味に思えることもあったけど、概ね良好。第4楽章で活躍するティンパニはバッチリでした!!
スダーンのベートーヴェンは、この日もやっぱり安定安心ニコニコ
とても暑い日で体も心も疲れ気味な時に、ホッとするような癒しの演奏会になりました拍手
 
開演15時、休憩20分を挟み、終演17時10分。
サイドバルコニー後方に若干空きがありましたが、95%程度は埋まっていました。
毎度のことながら、平日昼間の公演でこれだけの集客力のあるPAC定期演奏会には驚きですびっくり
 
恒例、カーテンコールのみ撮影可でした。
 
 

リハから本番までの楽団Xのリンクを貼っておきます。