11/28にようやく、当日のアンコール曲がHPに掲載されたので、追記します。
昨日は、兵庫芸術文化センター管弦楽団PACの第128回定期演奏会でした。
指揮は、ユベール・スダーン、ソリストは予定ではヴィヴィアン・ハーグナーというヴァイオリニストでしたが来日が叶わず、竹澤恭子さんに変更となりました。僕はヴィヴィアン・ハーグナーさんと言う方は知らないし、竹澤恭子さんは7月に、日本センチュリー響のびわ湖定期公演(★)で聴いたブラームスのヴァイオリン協奏曲の演奏が気に入っていたので、この変更はむしろウェルカム。プログラムの変更はありません。
指揮:ユベール・スダーン
ヴァイオリン:竹澤恭子
管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団
コンサートマスター:田野倉雅秋
プログラム
前半
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
第1楽章 アレグロ・マ・ノン・トロッポ
第2楽章 ラルゲット
第3楽章 ロンド アレグロ
後半
ハイドン:交響曲 第1番
第1楽章 プレスト
第2楽章 アンダンテ
第3楽章 フィナーレ:プレスト
シューベルト:交響曲 第4番 「悲劇的」
第1楽章:アダージョ・モルト~アレグロ・ヴィヴァーチェ
第2楽章:アンダンテ
第3楽章:メヌエット;アレグロ・ヴィヴァーチェ
第4楽章:アレグロ
ソリスト・アンコール:J. S. バッハ:パルティータ第2番より サラバンド
オーケストラ・アンコール:ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集より 第5曲 "夢"
芸文センターのHPでは、この公演について以下のように紹介されています。
『世界の主要オーケストラの音楽監督を歴任し、日本でも高い人気を誇る指揮者のユベール・スダーン。PAC定期には6年ぶりの登場。その間、5シーズン全10回にわたり行われた「モーツァルトの旅」でPACと共演を重ね、信頼関係を構築。さらに、コロナ禍の2020年も特別演奏会のために来日し、感動を届けてくれました。
そんなスダーンが今回PACと挑むのは、彼が得意とする、ウィーン古典派から前期ロマン派の音楽史を俯瞰するプログラム。なかでも19歳のシューベルトが作曲し、自ら「悲劇的」と名付けた交響曲第4番では、細やかで的確な音楽づくりにより、音楽に秘められたドラマと力強さを浮き彫りにしてくれるでしょう。
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲でソリストをつとめるのは、世界の檜舞台で活躍する国際的ヴァイオリニストの竹澤恭子。聴衆を魅了するストラディヴァリウスの響きをご堪能ください。』
僕はスダーンを、19年6月「モーツァルトの旅」最終回でのレクイエム(★)と、昨年11月の特別演奏会(★)で聴いたので、今回が3度目になりました。特別演奏会では、コロナ禍のため海外からの来日が困難な中、自主隔離を経て出演してくれたことに感動した記憶が残っています。
最初のベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聴くのは、昨年10月の大フィル京都特別演奏会(★)の神尾真由子さんの演奏を聴いて以来ですが、角田鋼亮指揮による当日の演奏は、メインプロの「運命」がすごく高速だったこと以外、ヴァイオリン協奏曲がどんな曲だったのかもほとんど覚えていません。
竹澤さんは濃紺のドレスで登場。オケの弦5部は12-10-8-6-4。
昨日の演奏も、高音が良く伸びて心地よい響きでした。
第2楽章のオケの弦のピチカートと竹澤さんの独奏が協奏するところが気持ちよく、第4楽章のクライマックスも盛り上がりました。
ただ、あくまで僕個人の好みですが、メンコンやチャイコン、シベリウスなどのヴァイオリン協奏曲に比べ、この曲はそれほどドラマチックではないと思うこともあって、途中、かなり眠くなってしまいました。
ソリストアンコールは多分、バッハの無伴奏の曲だと思いましたが、この曲だと言えるほど僕には知見がないのでご容赦ください。追って、公表されたら書き直します。←バッハ:パルティータ第2番より サラバンドでした。
休憩20分を挟み、後半1曲目はハイドンの交響曲 第1番。初めて聴く曲でした。
ステージ中央にチェンバロが配置され、他は弦5部6-4-4-3-2にオーボエ2,バスーン、ホルン2の編成。
古典らしい明るめの曲で、個人的には、ホルンの華やかな音が良かったです。
続いて、シューベルトの「悲劇的」では12型に戻りました。この曲をきくのも初めて。
「悲劇的」とういだけあって、第1楽章の冒頭は、暗くて不気味な雰囲気の調べ。
第2第3楽章は一転して明るめになり、第4楽章でまた、やや怖い感じのメロディーになる曲との印象を受けました。
スダーンは前半からずっと指揮台には乗らず、比較的、こまめに体の向きを変えて、オケの各パートに指示。
凄く感動したということはないですが、楽しめました。
アンコールは、スダーンがマイクなしで、ドリームがどうのこうのと言ってましたが、英語かつ聞き取りにくい状況だったので、よくわかりません。ただ、本来なら、ソプラノが唄う歌曲なんだけれど、今日はその部分をコンマスの田野倉さんのヴァイオリン独奏で歌ってもらうみたいなことを言っていたように思います。綺麗な曲でした。←ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集より 第5曲 "夢"、でした。スダーンの言葉は「皆様のご来場に感謝申し上げます。皆様がいてこそ、私たちは音楽を演奏することができるのです。これから皆様にもう一曲、ワーグナー作曲の歌曲をお届けいたします。夢には良い夢と悪い夢があるものですが、これは彼が愛する女性、ヴェーゼンドンクに捧げた「夢」という曲です。
本日はこの美しい声楽のパートを、コンサートマスターに演奏いただきます。 どうぞお楽しみください。」とのこと。自分の理解が概ね、合っていたようです。
開演15時、休憩20分を挟み、終演17時20分。
平日の午後であるにも拘らず、ほぼ満員。いつも思いますが、PAC定演の集客力は大したものです。
今日も午後から、京響の定期演奏会に行ってきます。
18時くらいには帰ってこれると思うので、日本シリーズも最初から見ようと思っています。

