先週の土曜日に聴きに行った、京都市交響楽団 第699回 定期演奏会のことを書きます。

今シーズン最初の演奏会で、指揮は23/3まで3シーズン首席客演指揮者を務めてくれていたジョン・アクセルロッド、プログラムは前プロがチャイコフスキーの幻想序曲「ハムレット」とソプラノ歌手の森麻季さんをソリストに迎えてのR.シュトラウスの「4つの最後の歌」、メインプロがチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」でした。

 

出演 

指揮:ジョン・アクセルロッド

独唱:森 麻季(ソプラノ)★ 

管弦楽:京都市交響楽団

コンサートマスター:豊嶋靖嗣(特別名誉友情コンサートマスター)

 

プログラム 

前半

チャイコフスキー:幻想序曲「ハムレット」op.67a

R.シュトラウス:4つの最後の歌★

 1.春 2.九月 3.眠りにつくとき 4.夕映えに

後半

チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 op.74 「悲愴」

 第1楽章 アダージョ~アレグロ・ノン・トロッポ
 第2楽章 アレグロ・コン・グラツイア
 第3楽章 アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ
 第4楽章 終曲:アダージョ・ラメントーソ

 

アクセルロッドの指揮を観るのは23/3首席客演指揮者のファイナル公演(★)以来。

2020年度から3シーズン、コロナ禍真っ只中の厳しい状況下に様々な演奏を聴かせてくれたことに僕は感謝しています。

そして、この陽気なアメリカンがシーズン最初の公演の指揮をするのを楽しみにしていました。

 

オケの編成は前後半とも14-12-10-8-7。

最初の曲、チャイコフスキーの幻想序曲「ハムレット」を聴くのは初めて。

シェークスピアの戯曲を題材にした演奏会用序曲とのこと。

明暗があるけれど、不協和音などはなく休止を含めメリハリがある聴きやすい曲で、チャイコフスキーらしい劇的な音楽との印象を受けましたルンルン

前半2曲目はソプラノ歌手の森麻季さんをソリストに迎え、R.シュトラウスの「4つの最後の歌」。

この曲を聴くのも初めてでした。1948年、R.シュトラウスが84歳の時に書いた作品とのこと。

森さんの歌唱を聴くのは、23/8の原田慶太楼さん指揮・京響の定期演奏会(★)でストラヴィンスキーの歌劇「道楽者のなりゆき」から「トムからは何の便りもない」を歌われて以来。

下にリンクを貼ったXに添付されている画像でわかるような鮮やかなブルーのドレスで登場。

森さんの歌唱は低めの音域では、歌声がオケの音に埋もれて聴き取りにくくなってしまったのが、ちょっと残念ショボーン

でも高音域では美しいソプラノの歌声が響いたし、また、第3曲の「.眠りにつくとき」では、京響の定演にはそれほど出演頻度が高くない特別名誉友情コンサートマスターの豊嶋靖嗣さんの綺麗なソロも聴けて楽しかったです。

容姿に触れることを書くとセクハラと言われるのかわかりませんが、とにかく今回も歌声も容姿も美しい森さんが観れてよかったといったところですチョキ

 

後半は、チャイコフスキーの交響曲 第6番「悲愴」。

この曲を聴くのは、23/2のザ・シンフォニー特選コンサート Vol.30 小林研一郎 炎のタクト!(★)でコバケンさんと大フィルの演奏を聴いて以来。
静かに始まりながら、突如、爆発的となる第1楽章もワルツの第2楽章も、ちょっと久しぶりということあって楽しいニコニコ
激しい行進曲の第3楽章では金管がよく鳴っていましたグッ
僕がこの曲を聴いて最も感動したのは、2020年11月、コロナ禍で本当に来日出来るのかと心配されながら完全隔離状態で来日・移動しツアーをしてくれたワレリー・ゲルギエフ指揮ウィーン・フィルの来日公演(★)です。その時の第4楽章では、陰鬱で悲しく琴線に触れるような演奏を聴いて、ウルウルと感動したことだけは演奏は忘れたけど覚えています。
今回の演奏はそのような状態にはなれなかったものの、終盤では心がざわざわするというか、言いようのない悲しい気持ちになり、最後のコントラバスの音が消えてアクセルロッドの腕が下りるまでの間、余韻も味わうことはできました音譜
フラブラがなくて本当に良かったですOK
会場からは拍手喝采とブラボーの嵐拍手
シーズン最初の公演に相応しい演奏だったと思います!!
 
開演14時30分、休憩20分を挟み、終演16時45分。
事前完売で当日券なしの満席。
楽団長の松井京都市長も来られていました。
 
以下、リハから終演までの関連Xのリンクを貼っておきます。