昨夜は、日本センチュリー交響楽団の第283回 定期演奏会を聴きにシンフォニーホールに行ってきました。指揮は首席指揮者の飯森範親さん、プログラムは前プロがソリストにマルク・ブシュコフさんと言う方を迎えてチャイコのヴァイオリン協奏曲、メインプロがR.シュトラウスの交響詩「ティル・オレインシュピーゲルの愉快ないたずら」と「死と変容」でした。

また、この日は、センチュリー・ユースオーケストラによるロビーコンサートが本公演の20分前に開催されました。

 

  センチュリー・ユースオーケストラによる第10回ロビーコンサート

【曲目】オンスロー:弦楽五重奏曲 第16番 ホ長調 作品39より 第4楽章

【演奏】弦楽五重奏

(1stヴァイオリン:松田真緒、2ndヴァイオリン:濱野心、ヴィオラ:津崎菜々子、チェロ:有馬陽子、コントラバス:北出菜穂子)

 

年に数回、定期演奏会の前に開催されるユース・オーケストラのロビー・コンサートですが、若者が一生懸命演奏する姿を観ることが出来て、毎回、いい催しだなぁと思っています。

今回の弦楽五重奏も知らない曲でしたが、良かったですグッ

 

出演 

指揮:飯森範親(首席指揮者)

ヴァイオリン:マルク・ブシュコフ

管弦楽:日本センチュリー交響楽団

コンサートマスター:荒井英治(首席客演コンサートマスター)

 

プログラム 

前半

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35

 第1楽章 Allegro moderato - Moderato asai
 第2楽章 Canzonetta - Andante
 第3楽章 Finale : Allegro vivacissimo

後半

R. シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」作品28

R. シュトラウス:交響詩「死と変容」作品24

 

ソリストアンコール

イザイ;無伴奏ヴァイオリンソナタ 第5番 ト長調 作品27 より第2楽章

オケの編成は前後半とも12-10-8-8-7。
前プロはチャイコン。この曲を聴くのは、昨年6月のラハフ・シャニ指揮 ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団との諏訪内晶子さんの演奏(★)以来。

ソリストは背が高くてガッチリした体格のマルク・ブシュコフさん、僕は存じ上げない方でした。2019年チャイコフスキー国際コンクール銀賞を受賞されているそうです。

第1楽章の長いカデンツァも、第3楽章の疾走感も力強くて良かったルンルン

ただ、偉そうな言い方になりますが、全体的にはなんとなく普通にいいと言った感じ。

大きな感動には至りませんでした…
アンコールのイザイでは、素晴らしい技巧を観ることが出来ました!

 

 

後半は、R.シュトラウスの交響詩がふたつ。

先ずは『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』作品28。

この曲を聴くのは19年11月のティーレマン指揮・ウィーンフィルの来日大阪公演(★)以来ですが、随分前のことなので正直あまり覚えていません。

ティル・オイレンシュピーゲルとは中世のドイツにいたとされる道化のことで、ティルが次々といたずらをし、最後は逮捕され死刑になるそうですが、曲調はいたずらを扱っているに相応しいコミカルなところが多く、大きなラチェットとか普段あまり見ない打楽器なんかもあって楽しかったです爆  笑
 

続いて『死と変容』。この曲を聴いたのは、更に前で17年10月、リッカルド・シャイー指揮・ルツェルン祝祭管弦楽団の来日京都公演(★)ですが、全く覚えていません。

ドイツ語のVerklärungを「変容」と訳されていますが、もともとは十字架にかけられたキリストの容貌が死に際して大きく変わって、安らかな表情になったことを意味するらしく、「光明で満たすこと」なので「浄化」という訳もしばしば使われるそうです。

「キリストの容貌が死に際して大きく変わって、安らかな表情になった」というのが、聴いていて伝わってくるような美しい曲でしたキラキラ

ハープ、木管、弦の響きがとても綺麗で、クライマックスは壮大音譜

僕としては、なかなか聴く機会の無かった曲を楽しむことが出来ました。

 

開演19時、休憩20分を挟み、終演21時過ぎ。

暑いこともあってか余り客入りは良くなく空席が目立つ60~70%程度でした。

 

以下、リハから終演までの関連Xのリンクを貼っておきます。