昨日は、シンフォニーホールの主催公演、哀愁のラフマニノフ 3大名曲選!! 熱狂コンチェルト2022というコンサートに行ってきました。ソリストに関本昌平さん、角野隼斗くん、上原彩子さんを迎え、三ツ橋敬子さん指揮の日本センチュリー響と共に、ラフマニノフのコンチェルトが3連チャンで演奏されるというものです。
出演
指揮:三ツ橋敬子
ピアノ:関本昌平、角野隼斗、上原彩子
管弦楽:日本センチュリー交響楽団
コンサートミストス:松浦奈々
プログラム
前半
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 op.30 (関本昌平)
第1楽章 アレグロ・マ・ノン・タント
第2楽章 間奏曲.アダージョ
第3楽章 終曲.アラ・プレーヴェ
後半
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 op.43 (角野隼斗)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 op.18 (上原彩子)
第1楽章 モデラート
第2楽章 アダージョ・ソステヌート
第3楽章 アレグロ・スケルツァンド
オケの編成は弦5部10-8-6-4-4。
僕の席は、中央通路よりやや後ろ、真ん中のブロックの下手側通路横だったので、ピアニストはバッチリ見えたし音も良かったですが、ピアノの屋根に隠れて、三ツ橋さんの姿は時折、ソリストを振り返る時くらいしか見えませんでした。
トップバッターは関本昌平さんの3番。僕がこの曲を生で聴くのは、2019年2月に佐渡裕さん指揮で日本センチュリー響との反田恭平くんの堺ビッグアイでの演奏(★)以来なので、3年振りと久しぶりでした。この時の記憶はほぼ残っていないほど間隔が空きました。3番もいい曲なのに長いこともあり、コンサートの前プロとして演奏される機会は2番より圧倒的に少ないのかなと思っています。
そして、関本さんは初見。背丈は小柄で、ちょっとふっくらした体型の方。
2005年のショパコン4位に入賞された方だけあって、やっぱり上手いなぁと思いました。
カデンツァはとても力強く、またオケと協奏する部分は一体となって流れるような演奏のように感じました。
熱演の後、大きな拍手が客席から贈られ、前半終了。
休憩20分の予定でしたが、特に角野隼斗くん(かてぃんくん)の女性ファンが多いためか、最近は見たことがないほどトイレに長蛇の列が
並び、後半の開演は5~10分程度遅れました。
後半の最初は、その、かてぃんくんのパガ狂。
僕が彼の演奏を観るのは、昨k年8月の藤岡幸夫さん指揮・関西フィルの城陽定期演奏会(★)でのショパンのコンチェルト1番以来、2度目。
また、パガ狂は、昨年3月、佐渡裕さん指揮で反田恭平くんが自身のオケ、 ジャパン・ナショナル・オーケストラ特別編成と共に、兵庫芸文センターで演奏するのを聴いて以来です。
反田くんの時は、予定されていたトーンキュンストラー管が来日できなくなって空いたスケジュールを佐渡さん、反田くんと共に若いメンバーのオケでが埋めて急遽ツアーが行われ、兵庫公演はその最終日だったこともあって大きな感動があり、パガ狂でも第18変奏はゾクっとするような美しさを感じました。
かてぃんくんの昨日の演奏も、城陽で聴いたショパンの1番同様、特に弱音が美しかったので、第18変奏はとても良かったです。
一方、欲を言うと、強奏するところは、もうちょっと迫力が欲しかった思ったのが正直なところ。
でも、やっぱり人気はNo1。客席は各所でスタオベが見られました。
最後は上原彩子さんの2番。
僕が上原さんの演奏を生で聴くのは、昨年8月、このホールでの梅田敏明さん指揮・日本センチュリー響との「チャイコ3連投!熱狂コンチェルト2021」(★)でのコンチェルト1番以来、2度目。この時のチャイコンは絶品でした!
また、ラフコン2番は、昨年10月、川瀬賢太郎さん指揮・兵庫芸文センター管PACの定期演奏会(★)での清水和音さんの演奏を聴いて以来です。
演奏前に関本さん、かてぃんくんが弾いたピアノから、ステージ脇に置かれていたものに交換されました。両方、スタインウェイでしたが、上原さんが持ち込まれたものだと思います。
最初の鐘のところは、上原さんは2段で弾かれました。僕は同時に1段で弾かれる方が好きでしたが、そんなことはどうでもよくなるくらい素晴らしい圧巻の演奏でした!
テンポの揺らし、強弱のつけ方とも申し分なく、第1・第3楽章は力強く、第2楽章は繊細で美しく、僕が今まで聴いたラフコン2の中でも、最も感動を受けた演奏の一つになりました。
この演奏を聴けただけでも、昨日は本当に行って良かったと思うくらい



協奏という部分でも、上原さんは最もオケの音を聴き、三ツ橋さんとアイコンタクトを取られていたように、僕には見受けられました。
演奏後は、最後はソリスト3人揃って、三ツ橋さんと共に何度もカーテンコール。
チケット完売で、久々にほぼ満員の客席からはスタオベがとても多くあり、お開きとなりました。
子連れのお客様も多かったですが、少なくとも僕の周りの方々はとてもマナーも良かったです。
開演14時、休憩25~30分、終演16時35分。長めの公演になりましたが、とてもいいコンサートでした

