イランでも反体制デモに暴徒が潜り込んで社会不安を煽ろうとしたが失敗した
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202601150000/
西側諸国が仕掛けた経済戦争によってイラン経済は厳しい状況で、生活が厳しい人びとの不満は募っていた。
12月28日から始まったデモを生み出したのはそうした不満のエネルギーだが、途中から一部のグループがショットガンを持ち出して警官隊や市民を銃撃し始める。
その結果、暴力集団と治安部隊との間で銃撃戦が始まり、火炎瓶が飛び交い、少なからぬモスクが襲撃されているのだが、すでに反政府暴動は沈静化している。
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=395247
そうした暴力的な行為と結びつけられているのは、クルド人やCIAやモサドと関係の深いバルーチ人だと言う人もいる。
西側で伝えられているイランの状況は、CIAの工作資金を動かしているNED(全米民主主義基金)から資金を受け取っているNGOのアブドルラフマン・ボロマンド・イラン人権センターとイラン人権活動家協会の情報に基づく。
ロナルド・レーガン政権でCIA長官を務めたウィリアム・ケーシーは1983年、ホワイトハウスの顧問だったエドウィン・ミースに対して手紙を送り、体制転覆を実現するために「民主化」や「人権」を看板に掲げた民間を装った組織を創設するべきだと書いている。
そして創設されたのがNEDにほかならない。(F. William Engdahl, “Manifest Destiny,” mine.Books, 2018)
アメリカ国務省のUSAIDを含む政府機関からNEDへ資金が流れ込むが、その実態はCIAの工作資金。
NEDからNDI(国家民主国際問題研究所)、IRI(国際共和研究所)、CIPE(国際私企業センター)、国際労働連帯アメリカン・センターなどへ流れている。
こうした資金を流す仕組みは「プロジェクト・デモクラシー」と深く結びついている。
イランの反体制デモに参加した人びとによる暴力行為を撮影した映像が世界に発信されているものの、西側の大手メディアや「人権団体」はそうした事実を伏せている。
リビア、シリア、ウクライナ、香港における「カラー革命」工作と似た展開になっている。
イスラエルの情報機関であるモサドはイラン国民に対し、「街頭へ出よう。時が来た」と呼びかけていた。
年明け後、マシュハド市では反政府グループは消防署に放火して消防士を焼き殺し、バスにも放火、市職員を襲撃して地下鉄の駅を破壊するなどしている。
イラン西部のケルマーンシャーでは反政府グループが3歳の少女を射殺している。
Kermanshah was infested with armed militants and rioters when 3 year old Melina was killed
— Max Blumenthal (@MaxBlumenthal) January 11, 2026
The Israel-controlled Trump administration brands unarmed American protesters as terrorists and supports terrorists in Iran https://t.co/ukqXvhhWPc pic.twitter.com/TpCnl6xmTA
少女は父親と薬局に向かう途中だった。
その際、襲撃者は警官に向かって自動小銃を発砲していた。
イラン中部でもバスが襲撃され、火を放たれている。
テヘランではアバザール・モスクが彼らに放火された。
こうした工作ではアメリカやイギリスの情報機関は衛星で治安部隊の動きなどをデモのリーダーに知らせ、作戦も指示していたと言われているが、今回も同じことが行われている。
その通信手段がスターリンク。
イラン政府はスターリンクを遮断した。
イランの現体制を転覆させる工作に加わっているクロシュ・レザ・パーレビの父親、モハマド・レザ・パーレビは1979年までシャーを名乗り、腐敗、政治弾圧、拷問で悪名が高かった。
モハマド時代のイランはイスラエルの影響下にあったが、クロシュは2023年にイスラエルを公式訪問している。
この人物は「民主化運動家」でも「人権活動家」でもない。
こうしたイランの反政府デモと並行して、カタールのアル・ウデイド空軍基地を含むペルシャ湾のアメリカ軍基地へアメリカ軍の輸送機が盛んに飛来している。
アル・ウデイド基地にはアメリカ中央軍(CENTCOM)、アメリカ空軍中央軍(AFCENT)、そして統合航空作戦センター(CAOC)の前線部隊の司令部がある。
また、アメリカ中央特殊作戦軍や、イギリス空軍(RAF)第83遠征航空群などの同盟国部隊も駐留している。
こうした基地を拠点にしてイランのミサイル基地を破壊するつもりだとも推測されている。
ベネズエラ大統領を誘拐する際、アメリカの特殊部隊は電磁兵器を使ったと言われているが、イランに対してはサイバー攻撃を仕掛けるだろう。
それに対し、アメリカの防空システムがどこにあるかを知っているイランは、アメリカ軍の基地をドローンや旧式のミサイルで攻撃して防空システムのミサイルを枯渇させた後、新型ミサイルで攻撃することになると見られている。
ロシアや中国の防空システムをイランが受け入れているなら、アメリカにとって厳しい展開になる。
NATO諸国はウクライナでロシアに敗北、ベネズエラでは期待したような成果は得られなかった。
そしてイランに戦争を仕掛けようとしているが、成功するようには思えない。
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