通勤中、ふと耳に入って来た会話
『ほら、あのひとってなにげにオイシーっしょ』
高校生とか大学生ではなく、たぶん30前後と思われるOLさんだ。
オイシーというのは即ち、利用価値大ということだろうと察する。
なにげにオイシーと言われるその人は
・恋愛対象ではないがゴチしてくれる人
・本人はショボいが有名人や著名人と顔見知りな人
・とりあえず金持ちな人
・とりあえず気前のいい人
・本人はどうでもいいが友人がいけてる人
・お人好しで言うことをきいてくれる人
・その人はどーでもいいが勤務先がチケットを取ったり何かに使える人
・何かをお願いしても見返り(カラダとか)を要求しない人、もしくは要求されてもかわしやすい人
・合コンの欠員補充に快く応じる、自分よりは見劣りする人
こんな感じだろうか?
確かに銀ホスの頃は、某航空会社にお勤めのお客様に、お盆時期にいきなりチケットを格安で取ってもらったり、観たい格闘技やコンサートは何でも観ることが出来た。
だけどそれは接客の中できちんとお返ししたつもり。
友人のコネを何かでお願いしたこともあるけど、それはもちつもたれつ、こちらもお願い事を受け入れたりもした。
やはりいつもどちらか一方が何かをしてあげるのは、ちょっとなぁ、な関係だ。
いつも何かをお願いしてくる相手に、ちょっとわがままを言ってみよう。
キレられたり、うまくかわされたら、もしかしたらあなたはただ利用されているだけかもしれない。
たいして美人でもないこのOLさんに利用されているのはどんな人だろう?
男だろうか?
それとも女だろうか?
けれど彼女たちは知らない。
世の中は実はとてもよくバランスが取れているもので、自分達もどこかで利用されているのだ。
他人を陥れる人はどこかで誰かに陥れられる。
お金がなくていつも暇だと伊藤さんを呼び出すカヨちゃんは、不倫相手の山崎さんの呼び出しにタクシー乗って自腹で六本木まで行くが、山崎さんはキャバ嬢のハナちゃんが何十万も使っても全く落ちてくれない欲求をカヨちゃんで仕方なく満たす。ハナちゃんはアフターにも応じないで実はホストにいれあげていて…と身近にも転がっている話である。
OLさん、気ぃつけな。