前回 紹介しようとしていた生薬三大王の情報は、以前お話ししたアンガーマネジメントの回で詳しく紹介しているので、そちらを参照していただくとして、
今回はアンテナの立ち過ぎ📡状態と三代王の関係についてお話ししたいと思う。
アンテナの立ち過ぎは、持って生まれた気質に加え、流れ込む情報刺激に対して気を消耗してしまうからであることは前回お話ししたとおりである。
では、この防御反応による戦闘体制で、アンテナを増やした体を漢方的に見てみると、1番当てはまりやすいのは、肝の気を消耗した「肝虚」であろう
肝虚体質者はもともと几帳面で、やると決めたことはやり終えないと気が済まないし、周りの人のことにも気を配る傾向がある。
この気質がうまく働いている時は、とても良い性質なのであるが
、
やり過ぎると気を消耗してイライラしたり、眠れなくなったり、頭痛・めまい・動悸・肩こり・血圧上昇・・・あげればきりがないほどの症状を引き起こす。
この肝の気の低下を補うのが柴胡(SAIKO王
)だ

柴胡は苦味の働きで、肝の陰気を補って、気のアンテナを収め、イライラや不安感を和らげてくれる
しかし、気の消耗が激しくなった状態で、更に根を詰めて仕事をしたり、人に気を使い過ぎると、血も消耗してしまう
血まで消耗してしまうと柴胡の力だけでは、対応することができなくなる。
この肝の気の消耗に加えて血も消耗した状態が、最もストレスに対して敏感となり、アンテナフル装備、身を守るため戦闘モードMAXとなる
そうなると、ちょっとしたことが気になり、イライラ
したり、落ち込んだり、
「あーでもない」「こーでもない」「いや!きっとそうに違いない
」「〇〇と思われているに違いない
」と思考のループに引き込まれてしまう。。。
この時、柴胡に力を貸してくれるのが当帰(TOKING
)である。
柴胡が肝の陰気を補い、当帰が肝の血を補ってくれる
両者が力を合わせることで、気のアンテナを収め、イライラや不安感を和らげてくれる
(今回お話ししたイライラMAXとは、大柴胡湯の行くような怒りパワー大のドカミナリタイプ
ではなく、
小さなことでもイライライライラする加味逍遙散の行くようなイライラタイプである
)
今回も長くなってしまったので、続きはまた次回に繰り越すことにします。



