月曜日の昼下がり、図書のJ先生が
私のところに来て言った。

「じゅんこに話さないといけないことがあるの」

すごく改まった口調に、緊張が走る。

あ……きっと、どっかに行っちゃうんだ。

……と思ったら、当たりだった。

新しい仕事をオファーされたそうだ。
来年、J先生は学校を離れる。

このAreaを担当して、出張もする仕事らしい。
まったく学校と関係なくなるわけではないけれど、
学校勤務ではなくなる。
そして、図書館の先生でもなくなる。

とりあえず2年間の予定。
その後どうするかは、まだ未定だそう。

ふたつの高校が合併してから、
ずっと一緒に働いてきた。
とっても頼りになる、直属のボスだった。

だから、寂しい……。

ああ……
できる先生は、どんどん昇進していく。

だから、J先生にとっては
きっといいことなんだ。

来年、私の職場は大きく変わる。

私は、その変化についていけるだろうか?

……まあ、考えても仕方がない。

淡々と、自分のできることをするしかない。