怪盗、盗む物を間違える② | 猫ポスト

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コーギー、猫との暮らし。昨年はベンガル猫をお迎えし、ダックスと銀次郎を看取りました。

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前回


その時。


トコトコ。

ジャンジャン和尚。

「あーーーーー!!」



全員、ビクッ。


ジャンジャン、指差す。

「それ!!!

昨日買ったお土産!!!」


沈黙。

ルパン、置く。

そっと。


ジャンジャン和尚。

「寺に置く場所なくて、

縁側に仮置きしてたんですよね〜!」


たま緒、崩れ落ちる。

茶元、空を見る。

ルパン、遠い目。


そこへ。


音もなく。

テツオ。

腕組み。

一言。

「……それは盗める。」


間。


「本物は、盗めない。」


さらに奥から。

トラ住職。


状況を見る。

金の招き猫を見る。

ルパンを見る。


一言。

「招かれてますね。」


怪盗なのに。

招かれた。


数分後。


ルパン一家。

なぜか正座。



トラ住職、穏やかに言う。

「盗むなら――」


間。


「笑いを盗みなさい。」


村人、爆笑。


帰り道。

ルパン、ぽつり。

「……次は鈴にする。」


たま緒。

「まずテツオ対策ね。」


茶元。

「動かない壁対策かぁ……」


遠くで。

テツオ。

腕組み。

動かない。


― 完 ―


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