ウィキッド 永遠の約束 IMAX鑑賞レビュー【正義はひとつじゃない】 | ほくとの気ままなブログ

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正義はひとつじゃない。

魔女たちが選んだ“永遠の約束”とは

 

映画「ウィキッド 永遠の約束」

 

 

2025年製作/137分/G/アメリカ
劇場公開日:2026年3月6日

 

<監督>

ジョン・M・チュウ

<キャスト>

シンシア・エリボ、

アリアナ・グランデ、

ジョナサン・ベイリー、

イーサン・スレイター

 

作品について

本作はオズの魔法使いに登場する魔女たちの物語を描いた大ヒットブロードウェイミュージカル「ウィキッド」を実写映画化した2部作の後編になります。

前作ウィキッド ふたりの魔女は、第97回アカデミー賞で作品賞を含む10部門にノミネートされ、衣装デザイン賞と美術賞を受賞するなど大きな成功を収めました。

本作でもジョン・M・チュウ監督がメガホンをとり、豪華キャストが再集結しています。

 

<内容>

オズの国に隠された真実を知り、それぞれの道を歩むことになったエルファバとグリンダ。

「悪い魔女」として悪名を着せられ、民衆の敵となったエルファバは、言葉を奪われた動物たちの自由のために戦い続けていました。

一方「善い魔女」として人々の希望の象徴となったグリンダは、名声と人気を手にするものの、その心にはエルファバとの決別が影を落としています。

和解の言葉も届かないまま、二人の溝は深まっていきます。

そんな中、オズの国に突如現れた

“カンザスから来た少女”

によって運命は大きく動き出します。 

 

やがて物語は、私たちがよく知るオズの魔法使いの物語へとつながっていきます。

 

 

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エグゼクティブシートで贅沢鑑賞

前作「ウィキッド ふたりの魔女」から1年のご無沙汰でした。
あっという間の1年だった気がします。

本当に月日の経つのが早いですね。

 

今回は3月7日に109シネマズゆめが丘IMAXで鑑賞してきました。公開間もないのでネタバレなしで行きます。

 

109湘南へ行こうかと思っていたのですが、気がついたらエグゼクティブシートがあっという間に埋まってしまい…。

 

 

あわててゆめが丘で予約することに。109シネマズの会員だとエグゼクティブシートが無料で利用できることもあるので、これは使わない手はないですよね(笑)

 

IMAXで観ると映像の迫力がやはり違います。
オズの国のカラフルな世界観や豪華な衣装、美術などはとても見応えがありました。

 

映像とストーリーの印象

今回も原作は読んでおらず、ミュージカルの舞台も観ていないので、完全に映画だけで楽しんでいます。

 

1作目は映像もストーリーも満足度が高く、「早く続きが観たい」と思わせる出来でした。

そして今回の後編ですが、映像の美しさはやはり素晴らしかったですね。

 

 

ただストーリー展開がやや早く、少し駆け足に感じた部分もありました。

「ここもう少し説明があってもいいのでは?」

と思う場面もちらほら。

 

 

原作や舞台版を知っている方なら理解しやすいのかもしれませんが、私は原作も読んでいないので、少し置いていかれる感じもありました。

 

「オズの魔法使い」とのつながり

今回の映画では、あの「オズの魔法使い」でおなじみのドロシーも登場します。

 

 

ただし顔をはっきり見せる形ではなく、後ろ姿や影で表現されていました。

 

 

これは個人的には良かったと思います。

今回は主人公ではないですし、あえて想像に任せる見せ方のほうが雰囲気がありますね。

 

またブリキの木こりや、かかしにつながるエピソードもちらほら描かれていましたが、このあたりももう少し深掘りしてほしかったかなという印象でした。

 

この作品のテーマを考えてみると

この作品は表面的には

「魔女たちの友情と別れの物語」

ですが、その奥にはいくつかの深いテーマがあるように感じました。

 

(正義とは誰が決めるのか)

エルファバは“悪い魔女”と呼ばれ、
グリンダは“善い魔女”として称えられます。

 

 

しかし本当にそれは正しい評価なのでしょうか。

この作品は「正義はひとつではない」という問いを投げかけているようにも感じました。

 

(権力とプロパガンダ)

物語の中では、オズの魔法使いが自分の都合のためにエルファバを悪者として仕立て上げていきます。

 

 

そこには

  • 情報操作
  • 大衆の扇動
  • 都合の悪い者の排除

といった構図があります。

 

 

つまり

「見えている正義が本当の正義とは限らない」

というメッセージが込められているようにも感じました。

このようなことは現代社会の中でもよくありうることで、「はっ」とさせられます。

 

(エルファバとグリンダの友情)

 

二人は互いを想っているのにすれ違い、選んだ道が違うからこそ傷ついてしまいます。

 

 

それでも相手のことを完全には忘れられない。そんな複雑な友情が、この物語の感情的な中心になっているように思いました。

 

(自分の道を選ぶ勇気)

エルファバは周囲からどう見られようと、自分の信じる道を選びます。

誰かに嫌われても誤解されても一人になったとしても自分が正しいと思うことを貫く。その姿勢が、この作品の大きなメッセージになっているように感じました。

 

ほくと的まとめ

『ウィキッド 永遠の約束』は

・正義とは誰が決めるのか
・権力は真実をねじ曲げることがある
・友情は人生を変える
・自分の道を選ぶ勇気
・見えるものだけが真実ではない

といったテーマを描いた作品のように思いました。

 

 

映像はとても美しく、IMAXで見る迫力も素晴らしかったです。

ただ、個人的には前作の方が少し満足度が高かったように感じました。ミュージカル全般が好きな私ですが、今回は特に耳に残る音楽の旋律が少なかった印象です。

 

それでもシリーズの締めくくりとしては楽しめましたし、うまくまとめてあったとは思います。

 

 

そしてアリアナ・グランデのちょっとおバカちゃんっぽい、いや、元へ、おちゃめな感じのグリンダのキャラクターはなかなか良かったですね。

しかし本当に「善い魔女」はあんな感じだったのでしょうか(笑)?

 

5点満点中3.7

 

 

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(おまけ)

●昨日のWBC、サムライジャパンの準々決勝は惜しい試合でした。
先制されてすぐに同点、さらに日本は逆転。

しかし再び逆転されるというシーソーゲームの展開で、見ているこちらも思わず力が入っちゃいました。試合としては本当に面白かったのですが、最後はベネズエラの一発のパワーにやられてしまいました。

 

日本の中継ぎ投手陣がもう少し波に乗れていたら…という気もしますし、逆にベネズエラのピッチャーはコントロールが安定していて、このあたりが勝敗を分けたのかもしれません。

 

それにしても、鈴木誠也がヘッドスライディングした際の膝の怪我は大丈夫なのでしょうか。少し心配です。
優勝がどこになるのかも気になりますね。

 

ちなみに本日行われたアメリカとドミニカ共和国の準決勝は、打撃戦になるかと思いきや投手戦となり、2対1でアメリカが勝利しました。
これで決勝はどちらが進出するのか、イタリアとベネズエラの勝者に注目です。

 

●そして、卓球の試合でも注目の大会がありました。お隣の中国で行われたWTTチャンピオンズ重慶大会では、女子シングルスで張本美和選手が優勝。

 

準決勝では大藤沙月選手(世界ランク13位)との熱戦があり、その大藤選手は1回戦で世界ランク2位の中国・王曼昱選手を3‑0で破る大金星をあげるなど大活躍でした。決勝では、張本選手が世界ランク5位の中国・蒯曼選手を破り、17歳にしてチャンピオンズシリーズ初優勝を果たしています。

 

男子でも、松島輝空選手が準々決勝で世界ランク1位の王楚欽選手に勝利する大金星をあげるなど、日本選手が中国のトップ選手に勝てるようになってきている姿は頼もしい限りです。

 

 

●さてさて、次の楽しみは6月からのサッカーワールドカップ。こちらも今から楽しみです。

アッ、その前に大相撲春場所、春の選抜高校野球があるか!(笑)

 

こうして見ると、野球に卓球、サッカー他、やはりスポーツ観戦は楽しいですね。