動物病院について、おもう | シャーマン通信

シャーマン通信

2012年~大型犬の保護活動&取材インタビューライターとして活動開始。
2016年12月シャーマンとして立ち、現在に至る。

魂の羅針盤となる神様からのシャーマン通信
など、日々感じたことをお伝えします。
ときどき「チャコままの保護わんレポート」記事もシェア

娘がインフルエンザにかかって、学校を休んでいます。

当然、家にいる。


日曜の夕方から40度近い高熱を出して

さすがの食いしん坊も、ご飯を「いらない」といいました。


昨日は熱さましの頓服も一切効かず、ずっと40度出してた。

もたれかかってきた娘は、ホカロンを直当てしたみたいに熱い。

予防接種を打ってあるので、最悪のことはないとわかっている。

ということで、母さんは安心して娘の高熱を見学しています。



でもって、今朝。

さすがに若い。すっかり熱が平熱に下がっていました。

すげーなー、すげーなー。

「お母さん、おなか空いた!」だって。



さて、前置きが長くてすみません。

タイトルの動物病院について。





実はわたし、ずーっと悩んでいました。

というのも、昨年の3月にチャコのかかりつけ医師を変えたんです。

チャコは保護犬で、うちに来た時から歯の状態が悪く

とうとう歯肉炎が肥大してきてしまったのです。

新しいお医者さんは、経験もあるし、腕もある。

でも、、、、なんだか私はずーっと居心地が悪い。



そして、とうとうチャコの唇が大きく腫れてきたとき

「患部に針を刺して、細胞を取る検査をしましょう」

と、言われました。

正直、ものすごく嫌でした。

でも、私は嫌って言えなかったんです。

そもそも、お医者さんに自分の意見を言えなかった・・・



それで、一緒に保護犬の保護活動をしているWさん

(チャコの保護親さんでもあります)に相談すると

「検査をするのは誰の為?

検査をして、悪性腫瘍だったらどうする気?

11歳の老犬のチャコに全身麻酔をして手術させるの?」

と、詰め寄られました。


検査をするのは、チャコのためじゃなくて

わたしが「悪いものではない」という安心をするためでした。

万が一、悪性腫瘍だった場合でも

積極的に手術などを行わず、自然に家庭で過ごさせるつもりでいます。


だったら・・・

唇に針を刺すなんて、痛い検査をする必要はありません。



Wさんは、自分の行きつけの病院にチャコを連れて行き

その先生に見せました。

先生は目視で、これは悪性ではないと判断。

薬を処方してくれました。


判断は正しく、薬でチャコの唇の腫れは治まってきました。

やっぱり悪性ではなく、ただの歯肉炎だったのです。

わたしはホッとしました。




唇に針を刺す検査をキャンセルした病院へ

わたしはチャコを連れて行きました。
薬を飲ませていることも伝えました。


案の定、医者は怒りました。

専門用語を並べ立て、意味のわからない説明をしてくれました。

そのとき、わたしは悟りました。

このお医者さんは、わたしや犬の気持ちを考えてくれていない。

検査結果や事実だけを尊重して、相手を見ない人なのだと。

それは、ある意味正しいのかもしれないけれど

この医者に、チャコの最後を看取ってほしくないと思いました。



だけど、他に連れて行く医者を探すのもどうかと思いました。

チャコの経過を見ていてくれたのは、上記の医者です。

でも、そこへ行くことを考えると気持ちがどんよりします。


チャコを医者に連れて行かないわけにもいかない。

どうしよう、どうしよう、どうしよう。

明日連れて行こう。明日連れて行こう。また明日。


そんなこんなで、どんどん延び延びになっていました。




あまりにも自分では結論が出ないので、

インフルエンザで休んでいる娘に聞いてみました。

みーちゃん、どうおもう?って。


そうしたら、娘は「お母さんは、どのお医者に行きたいの?」

と聞いてきました。

うーん、えっとね、、、

と、わたしは自分の気持ちを話してみました。

すると、娘は「お母さん、一番最初に行っていたお医者にしたらどう?」

と、答えたのです。


わたしも、薄々そう思っていましたが

最初の医者に今更どのような顔をすればいいのかって

思って、行きづらかったんです。

だけど、娘の言葉で決心がつきました。

(これ、コーチングそのものでした)




すぐ、チャコを連れて一番最初のかかりつけ医へ。

久しぶりに病院に入ると、何とも言えずホッとしました。

あぁ、やっぱり戻ってよかったって思った。



その若い医者に経過を話したあと

わたしは自分の意志を伝えました。


・痛い検査はしないこと。

・積極的な治療も望まないこと。

・ただ、自然に過ごさせてあげたいこと。


若い医者は大きく頷き、

検査をすることのメリット・デメリットを教えてくれました。

処方する薬の種類や、リスク

今後の方針なども、丁寧に説明してくれました。


わたしは、涙があふれてきました。


犬を尊重して扱ってくれる。

丁寧に話を聴いてくれる。

飼い主の納得のいくように、治療してくれる。

それが私の望みだったのだと、この時気がつきました。



まるでベルトコンベヤーに載せたような

数分の診察ではなくて

検査結果だけを頼りに、切ったり張ったりする

治療じゃなくて

犬をモノのように扱うのではなくて

飼い主の話を、頭から否定するのではなくて


ただ、心の通った治療をして欲しかったのだと。

居心地の悪い理由はこれだったんだ!って

ようやく気がついたのでした。



多分、チャコちゃんの口の腫れは悪いものではないです。

わたしはそう信じている。

そして大型犬の彼女の寿命が、そう長いものでもないことも

頭ではわかっている。



何もしない治療方法に、賛否両論あると思います。

だけど、保護犬を保護しているわたしには

やっぱり、この結論しかないです。



娘のお蔭で、ずっと気に病んでいたことに

結論を出せた、ありがたい出来事でした。


みーちゃん、ありがとう。ありがとうね。