「起業への道のり2 」母の入院⑧ 病院へ行こうと思うのに行けない | 蝶となる日を夢見つつ☆多田晴美

蝶となる日を夢見つつ☆多田晴美

これまで長い間
人の話を聞く場に関わってきました
現在は、1対1で
立ち位置を確認する時間だけを
静かに続けています

毎日行くと決めているのに

仕事も休ませてもらっているから
時間があるのに

なかなか家から出られない。

ぐずぐずしてしまう。

つらい現実を
見ないといけないのが
ツラい…


一番辛いのは
残りの命が短いと言われ

その上
痛みが激しい母なのに…


見るのがツラいというのか

私には、どうすることも出来ない状態が
なんとも気が重くて
しんどい。

なかなか動く気にならなくて
家を出ようと思っていた時間になっても

病院へ向かえない日が多かったです。



2度目の手術後の母は
一進一退を繰り返しながらも

病状は、進行していき


今までの環境から変わったことによる
妄想や幻聴が出るようになり

来るはずのない人が
「やってきた」と
おびえるようになります。


それから
がんの進行とともに

激しい痛みを訴えるようになり

やせ細って
体も弱っていて

どこにそんな力があるのか?
と思うぐらいの体になっているのに

ベットの上でのたうち回り
「痛い!!痛い!!」と
わめき叫ぶ毎日。

普通の鎮痛剤では効かず

モルヒネ的なものでも効かず…


それでも
人に当たったりということはしない母でしたが

「私、何も悪いことはしていないのに
なんでこんな目にあうんやろう?」
 
と話すときがあり

それについて、何も言えない自分が
申し訳なかったです。




それでも
最初に自分で決めたように

病院へ行かない日はなかったのですが

「何もしてあげられない」
つくづく自分の無力さを
感じました。

 

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