本日の
氣替わりメニュー金曜日
病気・怪我・予防対策の話
:テーマ:
腱鞘炎
・放っておいても治らないのが、腱鞘炎
・癖になるのが腱鞘炎です。
A 腱鞘炎とは
よく使い過ぎですと言われるように、
腱鞘炎は繰り返し良く使う関節に起こる症状であり、
手首、特に指の関節に多く発生します。
:解りやすく言うと:
腱とは、
筋肉が、骨に付着するためのロープであり、
筋肉を動かすとともに、腱も動くのです。
その腱の周りを包むのが腱鞘であり、
腱がスムーズに動くために腱鞘に包まれ、
中には、滑りを良くするためのオイルとも言うべく
滑液(かつえき)があります。
腱が繰り返し動くことで、
それを包む腱鞘が中で炎症を起こしている状態を
腱鞘炎というのです。![]()
B 腱鞘炎の主な症状
腱鞘炎は指の関節に多く発生します。
1位:親指
2位:薬指
3位人差し指
(当院調べ)
:症状名:
①ドゥケルバン病
:親指の腱鞘炎です。
親指の先端から、
手首を超える辺りの腱の炎症です。
・長母指外転筋の腱と
・短母指伸筋の腱が
炎症を起こします。
写真のように
親指を曲げた状態で手首を下げると
痛みが強く出ます。
黄色のテープが貼ってある辺りが、
強く痛みが出ます。
・ウエイター、ウエイトレスさんや、
・理容師、美容師の方、
・昔から言われているのは授乳中のお母さんが多く発生します。
最近は、TVゲーム指とも言われています。![]()
ゲームをして痛くなるなんて
と、
子供を連れてくるお母さんは、
よく、怒っています。
酷い時は、ドゥケルバンに、
ガングリオンという脂肪腫のダブルパンチの
症状もあります。
②断発指
(だんぱつし、ばね指とも言います)
同じく腱鞘炎で、腱鞘が肥厚し、腱の通りを悪くし、
引っかかりを出す症状です。
・ピアニストの方、
・ロッククライマーの方、
・工具を使う技術職の方に多いです。
C 治療法
一般的な処置として
使い過ぎの訳ですから、
①疼痛(いたみ)
②圧痛(押しての痛み)
③可動痛(動かしての痛み)
④握力の状態
⑤腫脹(腫れ)
など痛む所の症状が残る際は、
包帯、テーピング、固定具による
安静固定が一般的です。![]()
または、炎症部位を避けての
その周囲の筋肉に
マッサージや超音波、低周波などの物理療法が一般的です。
:早期回復のための治療:
腱鞘炎は急に出てくる痛みではなく、
繰り返し繰り返し、
同じ個所にストレスが生じ
炎症が起きて痛みが出るものです。
なので、
症状の見極めと、
しっかりとした治療が必要です。
腱鞘炎で何年も患っているとしたら、
的外れな治療をしています。
根本的な原因に手が届いていればその日に変化が出ます。
そもそも手の指が痛みがあれど、
指を使うときは、指だけで動いているわけではありません
基本的な検査を行い、
以下のこれらを必ず確認します。
①・使い方、仕事内容
②・使う頻度
③・全体のクセ
特に手首、肘、肩の
それぞれの関節の状態
そして、根本的な原因を探ります。
その癖である原因があるから、
腱鞘炎に移行するのです。
その原因は痛む箇所とは限りません
指が痛くとも、
背中に原因がある場合もあります。
なんでと言われても、人によって様々なのです。
だから、きまりきった治療では、時に長く患う事になるのです。
腱鞘炎はエックス線で見ても
殆ど痛みの原因は見つからないと思ってよいでしょう
大事なのは、
・良く患部を確認する事、
・その人の体全体の癖を見極める事です。
そして、
痛みの原因となったストレスである
・氣の詰まりをスムーズにすること
そこから、通常の固定をプラスして
症状の経過を見て行くと良いでしょう。

