例会報告「社会に無くてはならない企業への挑戦」その2 | 伊丹のおくりびと

伊丹のおくりびと

伊丹市の幸せ創造企業 速水葬祭二代目創業者 速水英城です。
色んな所で様々な人々に支えられご縁を頂き毎日を過ごしています。
感謝を込めて綴ります。

その1 からの続きです。

ありがとうございます、速水です。



「お葬式を不幸事で終わらせたくない」と言う想い。



実際に自分の父親を送った時も

沢山の方々に参列をして頂き

「可哀想だ」や「残念やったな」とか「勿体ない」とかって言われて

凄く違和感を感じたんです。



多くの方が父の死を認めてくれようとしていないような気がしたんです。



でも、遺族は、

少なくとも僕は

「良かったんだ」って思っていたんです。

そりゃ長生きして欲しいし、もっと色んな事を教えてもらいたかったけど

死んでしまった事は変えられないんです。

そしたら

死んでしまった事は凄く凄く悲しいけど

今まで生きてきてくれた事に感謝の気持ちを想った方が

父は喜んでくれるんじゃないかな?と思ったんです。



会社関係や友人、遠い親戚さんと

喪主さんや一緒に暮らしていた人とは

どうしても感覚が違う部分が有ると思うんですが

亡くなった人に対しては「ありがとう」と感謝の気持ちで送って頂きたいんです。

もし皆さんが死んだ時

周りの人が惜しんでくれるのは良いとしても

いつ迄も悲しい、辛い、だけじゃなく

「今まで生きてきてくれてありがとう」と思って貰いたくありませんか?



会社関係や友人から「あなたと同じ時代に生きる事が出来て良かった」と。



親を送るなら「あなたの子どもとして一緒に生きれて良かった」と、

配偶者なら「あなたと出会い、ともに歩く事が出来て良かった」と、

もし子どもなら「あなたの親で居れて良かった」と

以前に死産だったお客様と話した事に

「たとえ死産でも、この子がお腹の中に居る10ヶ月の間、

両親や祖父母、友人や多くの人に

夢と希望と感動を与えてくれた事に感謝しよう」と話した事がある。


死んだ人の、それまでの命を賛して欲しいんです。

送る側も悲しいですが、辛いですが

誰よりも悲しくて辛いのは

大切な人を残して旅立たなければならないご本人さんなんですから。

故人を心から想うなら

あなたの悲しさより故人の辛さを考えて

できれば

「後の事は安心して下さい、今までありがとうございました」と

そんな感謝の気持ちにあふれたお葬式をして欲しいんです。



と、その辺まで喋った所で

iPhoneのストップウォッチのスタートを押すのを忘れていた事に気が付きました。




その3に続きます。