腸内常在菌が大脳代謝系に影響を与えていることが明らかに | 心と体とスピリチュアルな徒然織 in ドイツ&日本

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新緑が眩しい季節なのですが、あとは青空が戻ってくれれば最高!!

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今日は先日リリースされたサイエンティフィックニュースをお届けします。

2013年4月のニュースリリースで、理化学研究所広報部が発表したものです。


「腸内常在菌が大脳代謝系に影響を与えていることが明らかに!」


これは協同乳業、理化学研究所、HMT社、東海大学医学部の共同研究によるものです。

私たちの大場内には1000種類以上の腸内細菌が存在し、一人当たり160種、100兆個

も存在してます。

腸内常在菌は、人の健康に多大な影響を与えており、特に免疫系疾患や大腸ガンとの関与が知ら

れています。また、近年、肥満や寿命など大腸内環境と直接的に接していない全身系への影響も

報告されています。脳も例外ではなく、腸と脳は、神経系やホルモン、サイトカインなどの共通

の情報伝達物質と受容体を介し、双方向的なネットワーク「腸脳相関」を形成しています。さら

に最近の研究で、腸脳相関の腸管側刺激因子と腸内常在菌が強く関わっていることが明らかとな

り、神経発達障害や脳の発達と行動にも腸内細菌叢が影響することが報告されています。


しかしながら、神経伝達物質以外の脳内代謝系への影響を調べた研究は少なく、未だ解明されて

いません。そこで、脳内代謝物の網羅的解析により、腸内常在菌が大脳に与える影響が

調べられました。

無菌マウスと通常菌叢マウスを使用し、7週目に大脳皮質から脳内代謝物のメタボミクスにて

網羅的に解析しました。

メタボロミクス解析とは、細胞や生体内に存在するアミノ酸や糖、脂質などの代謝物質を網羅的

に測定し、生命現象の総合的理解を試みることです。

その結果以下のことが分かりました。

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無菌マウスで濃度が高かった物質は、

ドーパミン、セリン、N-アセチルアスパラギン酸などの他に、解糖系中間代謝産物、補酵素

NADH, NADP+,エネルギー代謝産物も含まれており、大脳エネルギー消費に、大腸内常在菌が

影響していました。

つまり、、腸内常在菌が宿主の思考や行動にも影響している可能性が示唆されました。

脳の疾患、発達、学習や記憶、行動にも腸内細菌が役割を担う可能性が示唆された、ということ

で、大変興味深いです。

次いでですが、神経伝達物質である、セロトニンの減少が鬱病とリンクしていますが、

セロトニンは腸で95%産生されています。

必須アミノ酸のトリプトファンから前駆物質を経て生成されますが、その際、腸内細菌から産生

される酵素が必要となります。

腸と脳は共に関連し合う大切な臓器です。

腸内環境、整えましょう!

感謝をこめて。

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