午前中は、かねてから訪れてみたかったポンペイ遺跡へ。
紀元79年、ヴェスヴィオ火山の噴火によって一瞬にして埋もれた古代都市。
そのままの姿で時を止めた街並みは、まるでタイムスリップしたかのよう。
石畳の道、当時の家屋や浴場、パン屋のかまどまでがそのまま残り、
人々の暮らしの息づかいがいまにも聞こえてきそうです。
何千年もの時を越えて、ここまで鮮明に残る人間の営みの跡に、
ただただ圧倒されました。
かつてのメインストリート
レストラン
劇場
神殿
当時富裕階級の住宅
午後はイタリア第三の都市ナポリへ移動。
ナポリ旧市街は街全体が世界文化遺産に登録されています。
賑やかな広場には市役所、その背後の丘の上には修道院。
同じ広場の一角には、名前とは裏腹に古い「新しい城(カステル・ヌオーヴォ)」が堂々と建っています。
港に大型客船が寄港中
王宮
トリエステ・エ・トレント広場の噴水(左がナポリ王宮)
サン・カルロ劇場(Teatro di San Carlo)
ガッレリア・ウンベルト。
ガラス張りの天井が美しいアーケードで、あのミラノのガッレリアを作った建築家の息子が手がけたそうです。
光が差し込む長廊の中を歩いていると、ナポリらしい華やかさと古さが同居しているように感じました。
以上はほとんど徒歩圏内にあり、ナポリの歴史とエネルギーを肌で感じられるエリア。
ちょうどEU首脳会議が開かれていて、広場一帯は封鎖中。
お巡りさんの姿があちこちにあり、街全体が少し緊張した空気に包まれていました。
そして、イタリアに来て5日目にしてようやく――
初ジェラート!
思わず笑みがこぼれるおいしさでした。
本日の食事は昼も夜も中華。
これがまた意外にハイレベルで、旅の途中の胃にもやさしく大満足。
夕食後、夜20時発の船でいよいよシチリア島パレルモへ。
南イタリアの旅は、ますます深く、色濃く続きます。



















