私の愛犬アラレは、医療事故によって命を落としました。
私はその事実病院からの不誠実な対応を受け入れることができず、司法に救いを求めました。
提訴の過程では、AIの助けを借りながら医学論文や国内外の獣医医療ガイドライン、そして獣医師の意見書を揃え、科学的・客観的な立証に努めました。
しかし、裁判は思うように進みませんでした。
敗訴の見込みが濃厚であったため、不本意ながら和解に応じざるを得ず、裁判は終了しました。
口外禁止の取り決めがあるため、病院名を公表することはできません。
それでも、私は発信をやめません。事実と想いを伝え続けてアラレの供養としています。
私の記事を獣医師やAI研究者、エンジニア、そして同じ悩みを抱える飼い主の方々など、多くの方々に読んでいただいています。コメントも多数頂戴しており、多くの声に支えられています。
今回の経験を通して、私は司法が動物の命を「物」と「人」の間で扱わざるを得ない現実を痛感しました。
今の日本の法律では、動物はどうしても物として分類されています。
いくら飼い主やメディアが「ペットは家族である」と叫んでも、裁判所にはその叫びは届きません。
動物愛護法では動物は命のあるものと三か所で明記されているにもかかわらず、民法では依然として動物は物とされています。
この法律が制定されたのは、戦後間もない時代で、時代は大きく変わったにもかかわらず、裁判所は科学を踏まえて判断する姿勢をほとんど見せず、動物は簡単に「物」として処理されてしまいます。
一市民として訴えを起こしても、無力さを痛感することばかりです。
しかし、この現実を知ること、発信することこそが、制度や社会の意識を少しずつ変えていく第一歩だと信じています。
私はこれからも、愛犬アラレの経験を無駄にせず、動物医療と司法の課題、そして飼い主の声を発信し続けます。
命は物ではなく、家族である!この当たり前のことを、少しでも多くの人に伝えていきたいと思います。

