採用文献の考察① | グルコサミン博士のブログ

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グルコサミンの機能性表示食品届け出資料に以下の論文がよく使われています。

 

The effect of glucosamine supplementation on people experiencing regular knee pain

PMC1724589

 

この文献は、健常成人を2 群に分け、グルコサミン塩酸塩2.0 g/日または対照食品(ラクトース)を12 週間摂取させた(摂取形態の記載はなし)。解析対象者は46名(介入群:24 名、対照群:22 名)であった。評価項目は膝関節の痛みに関する項目として、JLP(Joint line palpation)、ダックウォーク後の痛み、階段昇降後の痛み、KPS(Knee pain scale)を評価し、膝関節の可動域に関する項目として、KOOS(Knee injury and osteoarthritis outcome score)を評価した。評価は4 週間ごとに実施した。

 

その結果、関節の可動域に関する項目について、摂取8 週間後、12 週間後におけるKOOS 項目内の膝関連のQOL スコアが、介入群において対照群と比較し有意に改善したという内容であった。

 

機能性表示食品のA29とB376はこの文献を科学根拠とするために、製品設計も2.0g/日で納得できますが、一方、C46~48をはじめとする公表となった製品はグルコサミンの摂取量が1.5/日の設計である。これは明らかに根拠とする文献の摂取量に満たしていない。

レビューワーおよび消費者庁係の考え方を伺いたいものである。