第25回健康フォーラム① | グルコサミン博士のブログ

グルコサミン博士のブログ

グルコサミンのことならなんでもお答えします♪

2月6日、一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会主催「第25回健康食品フォーラム」が新霞が関ビル内の全社協・灘尾ホールで開催された。

 25回を迎えた今回のテーマは「健康・栄養に関する研究開発」。基調講演には、東京大学大学院医学研究科(公共健康医学専攻、社会予防疫学分野)教授の佐々木敏氏が登壇した。
 佐々木教授の演題は、「日米欧における健康栄養研究の現状と課題」である。佐々木教授は開口一番、 「今日の講演は引き受けたくなかった。どう考えても、今日の話は90%はネガティブな結論になるからだ」発言し、会場に緊張が走った。

 同教授の調査研究「世界のおける我が国の健康栄養関連研究の状況と課題~論文を用いた国別・機関別ランキングによる分析」及び「日米欧における健康栄養研究の位置付けの歴史的変遷に関する調査研究~大学に着目して」という膨大な資料から次のような結論を導き出した。

 1.「栄養」(生化学)と標榜している日本の大学と、「人間栄養」(生化学+生理学)を標榜している他国の大学とは、かなり異なる進化を遂げてきた。

 2.日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないことだ。

 佐々木教授は 「学術関係の団体や、産業界も自分たちの業種の発展だけでなく、日本人全体の健康増進と日本全体の発展のために、広い視野からの議論をして欲しい」と結んだ。