城西大学中谷先生は「グルコサミンの摂取がマウス長管骨の骨密度に与える影響」をテーマに発表しました。
マウスにグルコサミン含有飼料を3週間飼育しました。飼育終了後、大腿骨を用いて骨密度を測りました。頚骨を用いて骨形態を測定しました。その結果、骨密度においてはコントロールの516mg/cm3に対し、グルコサミン飼育群で526 mg/cm3と高い傾向が示されました。骨形態計測の結果、骨形成パラメーターであるN.Ob/B.Pmの値はコントロール群で244/100mmに対して、グルコサミン群は322/100mmでした。また、骨吸収パラメーターであるN.Oc/B.Pmの値は、コントロールの132/100mmに対して、グルコサミン群で113/100mmでした。以上の結果から、グルコサミンの摂取は骨形成を促進し、骨吸収を抑制することにより、骨密度を増加させる可能性が示唆されました。
なお、骨密度および骨形態計測値において、グルコサミン誘導体であるN-アセチルグルコサミンも同じ傾向が示されました。