晩夏の、日帰りの旅 | グルコサミン博士のブログ

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夫が大好きな作家である堀辰雄の短編に「晩夏」という作品があります。

晩夏のある朝、ふと思い立った主人公が、夫人とともに軽井沢を発って野尻湖方面
グルコサミン博士のブログ-追分コロニー旅に出る、という設定です。


私たちは、いつになくハードだった一週間をおえて、いわば日常性からすこし離れて、こころを休めるために「晩夏」の主人公と同じく、でも行き先は主人公が出発した軽井沢に、日帰りの小旅行に行ってきました。


とくに目的は持たずに出かけたのですが、天候には恵まれ、また、いつも閉じている古書店、2軒にも行くことができました。


おかげで、軽井沢ゆかりの福永武彦らが中心になって刊行した詩集『マチネ・ポエティック詩集』、および矢内原伊作の詩集、その他、何冊かの文庫と新書にめぐりあうことができました。


夏の名残と、秋の気配がちょうどよい割合で解け合っている、そんな軽井沢を、目的にしばられた旅行ではなく、自分の内面と、そこを流れる時間だけにしたがって行動し、感じるという「自由」を楽しむこと、すなわち「旅」としておとづれることができた一日でした。