先日神戸で行われた第36回日本関節病学会に「サプリメントの功罪」というパネルディスカッションが設けられました。4名の先生が変形性関節症や慢性関節リウマチに対するグルコサミンをはじめ、コンドロイチン、大豆イソフラボン、コラーゲンの有用性およびそれらのサプリメントが治療現場における位置づけについて発表されました。
先生達はそれぞれのサプリメントについて今までの研究データを収集し、客観的な評価が与えられました。7,8年前までは医学会から冷たくされたグルコサミンを代表とするサプリメントは副作用がほとんどなく、患者さんのコンプライアンスが高いので、ようやく医学会でも何度か取り上げられるようになりました。
また、厚生労働省が描く21世紀医療の将来像では「患者の選択を尊重と情報提供」、「患者の視点の尊重と自己責任」などが柱とされています。まさにサプリメントはこうした国の描く関節疾患医療の将来像にマッチした存在となっているのではないでしょうか。
次回よりそれぞれの先生の発表内容を紹介します。