脛長を示す膝の高さが高い、あるいは身長に占める膝高比が大きいほど、変形性膝関節症の有症率が高く、既に発症している場合は増悪しやすい傾向があることが確認されました。これは変形性膝関節症のハイリスク者を対象とした観察研究の成果で、米ボストン大学医学校臨床疫学講座准教授のJingbo Niu氏らが、サンフランシスコで開催中の米国リウマチ学会のポスターセッションで10月26日に発表しました。
Niu氏らは、変形性膝関節症の患者とハイリスク者を対象とした観察研究として、変形性膝関節症の発症・増悪と膝高すなわち膝関節角を90度として着座した時の床面から膝上部までの高さの関連を調べました。その結果、詳細データは省略しますが、膝高と身長膝高比が大きいと膝に対するモーメントが大きく負荷がより強い可能性があり、つまり足の長い人は変形性膝関節症の発症率が高いということです。今回発表ではそれを裏付ける結果が得られたとしていました。