ムコ多糖およびグルコサミンの吸収 | グルコサミン博士のブログ

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人が摂取した食品成分はさまざまな消化酵素の作用で分解されます。ごはんやパンなどに含まれる澱粉はブドウ糖に、肉、魚などに含まれるたんぱく質はアミノ酸に、牛乳やチーズなどに含まれる脂肪は脂肪酸になります。ブドウ糖やアミノ酸、脂肪酸は単分子であるため、小腸の腸壁から毛細血管に入り、これは吸収と言われています。



従来の栄養学では単分子しか吸収されないとされてきましたが、最近の研究ではオリゴ糖やペプチドの吸収も動物実験により確認されています。グルコサミンはブドウ糖にアミノ基がついている単分子であるために、速やかに吸収されますが、分子量数万の「いわゆる低分子ムコ多糖」が体に吸収される証明はありません。



また、食品や健康食品より摂取したムコ多糖はそのまま人間体内のコンドロイチンやヒアルロン酸になることはありません。それはいったん分解され、再び材料として使われますが、ヒトはムコ多糖を消化する酵素を持っていないとされています。従って、コンドロイチンやヒアルロン酸を補うために、その構成成分であるグルコサミンを摂取することは効率よいといえるでしょう。



実は、ヒアルロン酸は関節症の薬として患部に注入して痛みを和らぐ治療方法は整形外科でよく使われています。なぜ注射薬のみで経口薬がないのでしょうか?吸収されて確実に患部に届かないのがその理由です。



一方、化粧水や美容液に保湿成分としてヒアルロン酸はよく配合されており、水分を蓄えることによって肌の乾燥を防ぐ効果が期待されていますが、単分子のグルコサミンにはそのような効果はおそらく期待できません。



肌のアンチエンジングには外面(化粧品)からヒアルロン酸を、内面(服用)にはグルコサミンを。それぞれの成分の本質を理解するうえでうまく使い分けることはよいでしょう。


当ブログではグルコサミンに関する情報の提供を通じ、皆様の健康や美容に少しでも役立つ情報をご提供できればと思っております。

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