楽しいだけでは守れない。
だから・・・
・・・・・・
ディズニーランドと
ディズニーシーは
年に180回災害対策訓練を
行っているそうです。
―180回というと
2日に1回くらいのペース。
はい。
―大変な多さですね。
ええ。
日本は世界の土地面積
0・25%足らずにもかかわらず
自然災害が20%集中する国。
なので、いつ災害が起こっても
不思議ではありません。
そこで、ディズニーランドと
ディズニーシーは
10万人の入場者がいる中で
震度6の地震が起こるという
想定のもと訓練をします。
東日本大震災のときは
入場者7万人のうち
約2万人が帰宅困難となり
園内で一夜を明かしました。
―大変。
これだけの人がいれば
パニックになりそう・・・。
しかし、実際は
スタッフの対応がよくて
スムーズに事が進みました。
―危機管理がしっかり
できていたのですね。
はい。
スタッフはすぐに持ち場を回り
お客さんがパニックに
ならないよう声をかけます。
また、ミッキーやミニーも
泣いている子どもたちの背中を
さすったり
優しく声をかけたりして
気持ちを落ち着かせました。
―スタッフの人たちも
怖かったでしょう。
ええ。
それでも、日頃から
自分たちのことより
お客さん第一の精神が
徹底されていたので
利他的に行動できたのだと思います。
出典:『コロナの暗号』(村上和雄、幻冬舎、pp.202-203)