この「あなたのため」を頻繁に使い始めたら黄色信号です。私もうっかり使ってしまうことがあります。


この記事は三部構成の中編にあたります。
前編にあたる記事は↓↓コチラ
​人は「誰に」言われるかで聞く耳を持つかを決める

​なぜ、あなたの愛のある助言が、子どもには届かないのでしょうか?
​それは、人は「何を言われたか」よりも、「誰に言われたか」で、聞く耳を持つかどうかを決めるからです。関係性が希薄な人、あるいは心の奥底で反発を感じている人の言葉は、どんなに正しくても心には響きません。
​あなたの言葉に耳を傾け、行動を合わせてくれているのは、あなたを好きだから、あなたに感謝しているからという、愛や信頼の土台があるからです。この土台がないまま、私たちはつい「相手を変えよう」としてしまい、疲れ果ててしまうのです。

​「あなたのためを思って」の言葉を封印する
​ここでお話しする行動変容を学ぶ上で、ぜひ封印してほしい言葉があります。それは、「あなたのためを思って」です。
​もしあなたが自分でこの言葉を使ってしまうなら、それは根本的に「私は正しい。だから私の言うことを聞きなさい」という、自分の価値観に相手を合わせようとしている状態にすぎません。


​言葉の裏にある真実:
​誰かのためになっているかどうかを決めるのは、残念ながら言われた相手です。
​この言葉を使う時、あなたは相手に聞く耳を持ってもらうための「自分の行動を変える意識」を失い、「私は正しい」という傲慢さに立ってしまっている可能性があります。

​子どもは親の期待に応えようと一時的には従うかもしれませんが、「あなたのためを思って」という一言の裏にある「自分勝手な価値観の押し付け」に気づいた時、手痛いフィードバック(反発や行動停止)が返ってくるでしょう。


​自分を変えることが、子どもを変える唯一の道

​他人を変えようとするそのエネルギーを、自分自身に向けることから始めてみませんか?
​では、どうすれば「迷惑行為」になりがちな助言を、子どもの心に届く「愛のメッセージ」に変えることができるのでしょうか? あなたの望ましい行動を子どもがとってくれるように促すには、私たち親が、自分の「接し方」と「心の余裕」を変えることが鍵になります。
​それは、過干渉でもネオネグレクトでもない、健全な信頼の土台を築く作業です。

後編では、この意識改革を具体的な行動に移すための、今日から実践できる「3つの魔法のステップ」を一つずつ丁寧にご紹介します。乞うご期待‼

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