この記事は三部構成の記事の後編にあたります。
中編にあたる記事は↓↓↓コチラ
子どもは「自分を大切にしてくれる人」の言葉を聞く
中編で確認したように、子どもを変えるにはまず親が変わらなければなりません。子どもの行動を変革に導く鍵は、過干渉でもネグレクトでもない、健全な信頼関係を築くことにあります。実践すべきは、以下の3つのステップです。
1.「聞く耳」を持ってもらえる関係性の再構築
あなたの言葉を、子どもが「聞いてみようかな」と思えるような心のホットラインを構築しましょう。
- 感想を「サボらず」伝え続けること:
- 好ましい行動の時(肯定的): 「宿題を終わらせてからゲームを始めたんだね。ママは自分で決めて行動できるあなたが本当に誇らしいわ。」
- 好ましくない行動の時(I(アイ)メッセージ): 「お友達に乱暴な言い方をしているのを聞くと、ママはとても心配になるわ。あなたの気持ちを落ち着かせるのを手伝いたいんだけど、どうしたらいいかな?」
- 人が聞く耳を持つのは、自分を心から大切にしてくれている人の言葉だけです。
2.「尊敬」される姿勢を見せられているか
尊敬は、相手が自発的に抱く感情です。日々の生活の中で、「この部分は見習ってほしい」と思うあなたの姿勢を、自信を持って見せられていますか?
- 尊敬される振る舞いの実践:
- 感情のコントロール: 自分のストレスやイライラを、感情的に子どもにぶつけない。
- 過ちを認める: 自分が失敗した時に、「ごめんなさい。ママも間違えることあるの。次はこうしてみるわ」と素直に謝罪し、改善策を示す。
- 人は、心から尊敬できる人の言葉にこそ、耳を傾け、行動を真似ようとするものです。
3.普段から「承認」という栄養を与えているか
「褒めること」や「苦言を呈すること」は、あくまで特別なコミュニケーションです。普段からの心の交流がないと、その効果は薄れてしまいます。
では、特別なことではない**「普段のコミュニケーション」**とは何か。
それは、**「あなたの存在に注目をしていますよ」というメッセージを送る「承認」**です。
- あなたが「見たままの事実」を、ありのまま伝えることに徹します。
- 承認の言葉(事実の伝達のみ):
- 「お、新しい本を読み始めたんだね。」
- 「今日はいつもより30分早く起きたみたいだね。」
- 承認の言葉(事実の伝達のみ):
- 【NG例】あなたの「感想」や「質問」を加えない:
- 「新しい本?勉強しなさいよ**(要求)」「どうしたの?(質問)」は、承認ではなく、相手への要求や干渉**になってしまいます。
見たままを伝える**「承認」を続けることで、子どもは「この人はいつも私をよく見てくれている」**と感じます。これが、過干渉でもネグレクトでもない、健全な心の交流の土台を築きます。
あなたが変わり、信頼の土台を築くことで、子どもは必ず、自分自身で望ましい方向へ変化していくでしょう。
この3つのステップ、まずは今日から一つ、試してみませんか?🌱



