前回の記事
さて、今回の記事は中学受験への心構え編の第二弾です。中学受験を検討中だったり、行き詰まっていたり、撤退を考えていたりするご家庭の一助となればいいなと思って書いています。おつきあいください。
塾業界を〜ぶっこわーす♡
しかし、昨今の中学受験ブームはいささか行き過ぎていると感じます。本来、中学受験は「向いている家庭」「向いている子供」がはっきりとしている競技です。それを中学受験をガンガン煽って「中学受験をしないと子供の将来に不安が残る」という風潮を作っている中学受験塾のやり方にも辟易としています。
特に塾に煽らられて家庭や子供の特性を考慮せずに中学受験に踏み切るご家庭は存外に多く、私はこちらの子供の方が心配でなりません。
中学受験は合格しなければ意味がない
ああ、もちろん第一志望校に という意味ではありませんよ。

セルフエスティームという考え方
この手の保護者の方は毎年必ずいますね。まあ、前述の通り、塾講師は所詮はアドバイザーなので、この考え方を持っている保護者を説得することは難しいですね。最終的には「では、ご家庭のご判断のままに」という格好で受験に突入してしまうことが多いです。
ただ、社会学、心理学的な観点で言うと我々は「セルフエスティーム」という感覚を持っており、この感覚が自己の行動決定に深く影響を与えます。このセルフエスティームとは「自分自身が持つ、周囲から扱われるべきと考えている自分自身のイメージ」です。
これが高いと幸福感が高まり、努力しようという気概や、もっと頑張ってみようという意欲、自分ならやれるという自信が高まり、ポジティブな行動を取りやづくなり、その結果、周囲がポジティブに扱うので、さらにセルフエスティームが高まるという好循環を生み出します。
有能な人が努力家であることが多かったり、容姿がいい人が社交的であったりするのもこの好循環の産物だそうです。そこまでイケメンでないのに、イケメン風に振る舞った結果、周囲からイケメン扱いされてモテるなんてのがわかりやすいでしょうか。
反対にこれが低いと幸福感は低まり、どうせ自分には無理、何をやっても無駄、世界は自分とは無関係といったネガティブな行動を取りやすくなり、ネガティブな行動や発言が増えて、周囲からもネガティブな扱いを受けて、さらにセルフエスティームが低下するという悪循環に入り、引きこもりに陥るということに繋がります。就職活動に失敗したことでネガティブスパイラルに入り、50代で未だ引きこもりという就職氷河期世代なんかがこの例でしょうか。
説明が長くなりましたが、小学生というのは心も成長中で未熟なんです。そんな小学生に3〜4年間、1万時間近く勉強をさせて、一つも合格校がないという状況でセルフエスティームが低下しないはずがないと思います。
こういう親もいっぱいいました。それはお母さんが、お父さんがそう扱うから、そういう反応をしているだけではないでしょうか。
人知れずセルフエスティームが低下していき、気がつけば引きこもりになっていたというケースもあるんですよ。








