中学受験生にとって九月はさまざま鬼門の月。

当ブログでは二月の勝者に見え隠れする九月の過ごし方と心構えを述べてまいりますのでよろしければお付き合いください。


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●1講座目

●2講座目


この2講座では、9月以降の偏差値が上がる可能性や成績が上がらない焦りからくる詰め込み教育の弊害について述べて参りました。とここで一旦お子さんの内面に目を向けてみたいと思います。

夏にあれだけ頑張ったのに9月に成績が下がってしまった。 保護者としても焦ってしまうのは当たり前だと思います。しかし一番ストレスを抱えているのは本人かもしれません。 本人が一番勉強したのに何で成績が上がらないんだと思っているのではないでしょうか。




9月以降に悪化する生徒同士の関係性

塾あるあるです。 夏期講習までは仲の良かった生徒同士が急に仲違いをする。 それだけならまだしも特定の子をいじめのターゲットにしていじめを始める。 最近の小学生はなかなかに狡猾で仲の良い先生をそのイジメに巻き込もうとしたりもするものです。 塾あるあるですのでベテランの講師は一定の距離を保ち、いじめ問題の渦中に巻き込まれないようにするものですが、若い講師だといじめグループの嘘に乗せられて知らず知らずのうちにいじめに加担しているなんていうこともあったりします。

内面はさておき見た目は将来美人に育ちそうだなという女の子はそれを知っているんでしょうね。 若い先生に上手に取り入って自分の味方を作ろうとしたりする場面はよく見かけます。昔、塾の先輩から聞いた言葉で「女の子は生まれた時から女なんだよ。 自分がどれだけ男性からチヤホヤされやすいかをよく知っている子は多い。 」本当にそうだなぁと先輩の言葉が当てはまる女の子は小学6年生ぐらいで本当に存在しています。生徒それぞれが受験に向けてのストレスが大きくなっているものだから友達同士の人間関係に気が回らず関係性が悪化してしまったり、意地の悪い子は無意識に標的を見つけて、自分の抱えるストレスを解消しようとするのかもしれません。




狡猾なタイプの女の子にかかれば、この程度の芸当は朝飯前です。 この場合は、橘先生の無骨な部分がうまいこと利用されたパターンだと思います。

持ち物がなくなる、交換採点の際に嫌がらせ目的で恋に採点ミスをする、やってもないことをでっち上げて先生に告げ口をするなどなどちょっとした嫌がらせには様々なバリエーションがあります。



人間関係が成績に顕著に影響する

これが小学生が受験する際に気をつけなければならないもろさです。気にするなと言っても気になりますし、顔を合わせれば嫌がらせをされるので、なかなか自分の精神状態をコントロールするのが難しいです。
こうなってしまうと、即時の解決は難しいと考えてください。 もちろん状況は塾側と共有するのが望ましいです。一方で塾側が解決に動き出せないということもご承知おきください。 分からないように席を変える 、標的になっている子嫌がらせを受けている子に講師が優しい声かけをする。 といった協力は塾側もできますが、実際に嫌がらせをしている子、いじめの中心になっている子を罰することは、ご時勢柄難しいということはご理解いただきたいです。

実際にはっきりとした嫌がらせ行為、暴力行為などが確認されれば、本社の専門部署と調整のうえ、加害者側を退校処分にすることは可能ですが、私が実際に経験したのは長い塾講師生活の中でたったの2件です。一つは男子生徒が女子生徒に抱きつきおっぱいを触ったところを複数名の講師が取り押さえたという件、もう一つは喧嘩になった際に暴力を振るい相手の前歯を折ったという件です。 はっきりとした嫌がらせ暴力などの状況を確認できたものだけに限ります。

はっきりとした証拠が残らないいじめや嫌がらせ行為は塾側としても対処が難しいのです。 お気持ちはわかりますが、保護者が塾の方に乗り込んで来られて「うちの子を何とかしてくれ、相手を辞めさせてくれ」というようなことを言われても解決はできません。 むしろこうした行為は本来は味方の立ち位置になってくれるはずの塾側も敵に回したり、協力が得られない関係になってしまうことがあり得ますので、十分にご注意ください。

人間関係のトラブル対処は

このような生徒同士の人間関係の悪化は、きっかけは些細なことが多いです。もちろん、一方的に攻撃してくるタイプの生徒もいますが、些細な事の行き違いが根本原因であることが多いように思います。
一番の対処法はまず、お子様自身が敵を作らないような心理状態をご家庭がたもつということです。
ご家庭でのケアでストレスが軽減できていれば、広い心を持ち、周囲にも優しい態度で接することができます。 少々周りの子が攻撃的であっても笑顔で受け流すことも可能です。
次にこうしたトラブルに運悪く巻き込まれてしまった場合は 塾側に解決を求めるのではなく、お子さんの味方として接してくれるように情報を共有する関係性を築くことだと思います。入試まであと5ヶ月。 トラブルの解決をしたところで、塾を卒業さえしてしまえば顔を合わせることはありません。 ですので少々のことは相手にしないという態度で残りの数ヶ月勉強に集中することが良いと思います。 気にしているそぶりを見せれば見せるほどやっている側は行為をエスカレートさせていくものです。
ご家庭でも入試が終わればもう関係ない、相手にするなと頻繁に声をかけてこの生活には終わりがあることを本人に何度も認識させてください。


Pick Item

 

 実際にこの本に書かれていることをするかどうかは置いておきまして、我が子がいじめトラブルに巻き込まれた際にどのような対処法があるかを知っておくだけでも我が子に対して冷静に優しく接することができると思います。

スルーこそ最強のスキル

スルースキルの低い私が言うのもなんですが、この手の問題は勝ち負けが他の異次元にあると思います。

つまり相手をやっつける事が目的なのかそれとも志望校に合格することが目的なのか。 目的は志望校合格のはずです。 であれば、相手をやっつけることに時間を使うのは無駄です。スルーは泣き寝入りでも何でもありません。 目的達成のためにうるさい外野をスルーするというスタンスが相手にとっても本人にとっても最も良いに違いありません。障害を上手にスルーして合格を勝ち取ってください。