中学受験生にとって九月はさまざま鬼門の月。

当ブログでは二月の勝者に見え隠れする九月の過ごし方と心構えを述べてまいりますのでよろしければお付き合いください。


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●1講座目


モンスター父能研 大地に立つ


上位生のご家庭が陥りやすい状況の一つがこの島津家のようなパターンです。この島津パパのキャラはいわゆる我が子の中学受験をきっかけにモンスター化する父親のパブリックドメイン的な存在として捉えた方がいいと思います。
多くの方がこのキャラクターを簡単に共有してしまうという意味でです。9月以降入試まで、中学受験生を持つ保護者が意識しないと囚われてしまうものが焦りです。この焦りが怒りへと昇華してしまいますとだれでも島津パパになってしまうことはありえます。

受験を大食い競争化するモンスター

1、沢山はよいこと

2、俺の出す素晴らしい課題優先。

3、成績が伸びないのは自分以外の責任

4、暴力の雰囲気をちらつかせ恐怖政治

5、でも凄そうな人には弱気


この島津パパがその典型ですが、結局、いろんな問題集を与える程度のことしかできないんですよ。ネットサーフィンして、受験に成功した親のブログかなんかを見て、良さそうな問題集を闇雲に買い与える。

そして「おれの課題が塾の課題より優先だ」と恐怖政治を敷く。家では「塾が駄目だ」「お前(妻)の管理が悪い」と文句ばかり言うが、塾と課題量の調整をするための折衝すらしない。(塾は事情を話せば宿題の量の調整には応じます。)ただ、こっちもプロですからあまりにも意味のないパパ課題をするための課題調整には否定的な態度を取ったり、撤回を求めることもあります。なんとなくそういうことが分かっているので、塾には相談をせずに課題の量だけを増やす。


そうすると、いつのまにか膨大な課題の量が出来上がる。いわゆる大食い競争ですね。


大食い競争はオーバーワーク。オーバーワークになってしまうと成績を上げるための行動が成績を下げるための行動にすり替わってしまいます。9月以降にパパが鬼軍曹化して成績を下げていった上位生を山のように見てきました。


弱点克服のための家庭学習はアリ

今回の島津パパのように闇雲に課題をやらせるのは NG ですが、家庭でのしっかりとした弱点分析に基づいた家庭学習はありです

この時期は集団指導の学習塾では課題が一般化しやすい時期です。そうするとお子さん一人ひとりの弱点強化にフィットしない課題をやることが増えます。
これは正直時間を無駄にしていることに他なりません。ですから塾のこの課題の代わりに家庭でこの問題集をやらせるので許可が欲しいといった調整は非常に効果的です。 塾もこの調整には応じるところがほとんどだと思います。

 そうした弱点克服のために市販の問題集を使ったり基礎の再確認のために市販の問題集を使うことは非常に効果がある方法だといえます。特にこの時期は授業で過去問演習を中心に行うようになりますので必然的に基礎を確認する時間が足りなくなります。 そこを補うのは非常に効果があると私は思います。

難しいことより基礎の確認を

中学受験は科目に穴のない子の方が有利なのは間違いありません。 しかし9月以降になるとなぜか弱点の克服を諦め 得意な分野の難しい問題にばかり時間をかける人が増えます。


9月以降最も力を入れなければいけないのは弱点分野の克服です。 弱点分野を放置して時間が過ぎれば弱点分野をたくさん抱えたまま入試に突入することになるのは明白です。 ですから難しいことをたくさんやる前に苦手分野の基本事項を見直すことが最も重要だと私は思います。 特に理科と社会はこの時期から総仕上げの段階に入ります。理科と社会に弱点の分野を抱えている人はここで克服することをお勧めします。


ここからの学習を子供任せにしていると算数の勉強しかやってないということになりかねません




社会の苦手分野克服は問題演習以外にありません。まずメモリーチェックで苦手分野を把握してくださいまるチェックテストが付いているので便利です。 


弱点分野が分かったら自由自在の問題集で同じ分野をやってください。 その際に問題集に直接書き込むのではなく他のノートに回答を書いてください。問題集は綺麗なままで。間違えた問題は問題番号の横あたりにバツ印を書いて間違えた事が分かるようにしてください。 そして間違えたところを参考書のほうの自由自在で調べて確認。答えを覚えてしまったよというぐらいまで何度も何度も繰り返すと効果が高まります。


理科についてはこちらの記事に勉強法を記載していますので参考にご確認ください。