[後藤田さんの内閣五訓]
①省益を忘れ、国益を想え
②悪い本当の事実を報告せよ
③勇気をもって意見具申せよ
④自分の仕事でないと言うなかれ
⑤決定が下ったら従い命令を実行せよ
後藤田:「顔の表情と目を見てみろっちゅんだ!
この目の輝きがある人間がどうして滅びるっちゅんだ!
滅びるわけがない! これは!
茶髪だからって、中身がダメだってどこで言うんだ。
若返らなきゃ、世の中良くならない。それは!」
こういう人が、
憲法を守り、平和国家日本を守ってくれたのですね!
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イランイラク戦争は、
そもそもイランの石油権益を再獲得するために、
欧米がイラクを軍事支援して起こした戦争でした。
欧米が、イランの隣国であるイラクに、
領土問題をけしかけることで、
イランと戦争をさせるよう策謀したのです。
1986年、イランイラク戦争終結に当たり、
アメリカは、日本に、ペルシャ海域への自衛隊派遣を要請し、
中曽根政権は、掃海艇(海中の機雷の排除を目的とした艦船)を
派遣できるとする解釈を強行しようとしていました。
また、中曽根政権は、
特定秘密保護法の前身であるスパイ防止法案も提案していました。
しかし、
内閣官房長官であった後藤田は、
「私は閣議でサインしない」と猛烈に反対し、
中曽根にこれを断念させたのです。
その後、1998年
ホルムズ海峡で、イラン航空の民間ジェット旅客機が、
アメリカ海軍のミサイル艦に撃墜され、
290人が殺害されるという事件が発生しました。
日本は、あわや、
現場にいるところでした。
米軍の片棒を担ぎ、加害者側となることを免れたのです。
米軍側は、この事件を、
「軍事演習」中に、戦闘機と錯誤して採った
自衛行動による事故であると主張しました。
しかし、この「イラン航空655便撃墜事件」
戦争中のイランの目と鼻の先で「軍事演習」を行い、
あろうことか民間旅客機を撃墜したとは、
とても信じがたい弁明、
見え透いた言い逃れと思われて当然です。
撃墜の模様は米軍ミサイル艦に乗り合わせていた
テレビカメラにより撮影されており、
この映像はその後公開されましたが、
米軍ミサイル艦は、イランの領海内に4km侵入しており、
イランの民間旅客機は、イランの領空を飛行していたのです。
また、通常の民間旅客機と、
レーダー反射面積が大幅に少ない戦闘機を
間違う可能性は低いため、疑問が持たれています。
つまり、これは、錯誤ではなく、
米軍のイランへの故意のテロではないかという
疑惑があるということです。
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本日、
戦争法案が、強行採決されました。
これは、悪夢再び・・
中曽根内閣の後藤田さんのような
強力なブレーキがない安倍内閣が突き進んでいるのは、
日本の若者たちを米戦争屋の鉄砲玉として、
戦争の泥沼に突き落とすデスロードなのです。
暴走する安倍政治に痛打を与えたのは、、
国会において自公推薦の参考人として
「安保法制案は違憲である」と断じた
憲法学者の長谷部先生の発言でしょう。
長谷部先生と爆問のディスカッションの番組の動画で
一番、素敵だと思うのは、
大田の話を、真剣に聞く
長谷部先生の「目」です。
長谷部先生の目は、
後藤田さんの言う、
若者の「輝く目」です。
おそらく、年齢には関係ない。
相手に対して真摯に向き合い、
知への意欲に満ち満ちています。
太田:
「法律で、人を殺せ!というのもありうる。
法律を守るというのは、重要だと思うけれど、
いざとなったら、法律なんか破るぜ。という両方ある。」
長谷部:
「最後の判断は、各自の問題だと思いますね。」
彼らのこの会話は、
素晴らしい後藤田さんの五訓の⑤、
「⑤決定が下ったら従い命令を実行せよ」
これを翻すのも、正味、各自の自由意思、
「間違っていると思う命令なら、実行しない」ということ。
後藤田さんが、これを聞いたなら、
おそらく、大笑いして、
本望だと言うでしょうね^^
長谷部先生のまとめ、
「人がどう生きるべきかというのは、
憲法は教えない。
それが、憲法のメッセージだと思います。」
人は、自由だ― ということ。
自民党の改正草案のように、
説教がましいものは、
憲法ではないのですね。