´I know the creator will go, but his work survives.
That is why to escape death, I attempt to bind my soul to my work.’
And that’s how I feel.
I give my all to my work. I want it to just live.
ミケランジェロが、
"創作者はいずれ死んで行くが、作品は生き残るということを、私は知っている。
それゆえに、私は死から逃れるために自分の魂を作品に縛りつけようとする"
と言ったように、それは、僕もそう感じている。
僕は僕の作品に僕の全てを捧げる。ただ作品に生き続けて欲しいんだ。
A star can never die.
It just turns into a smile and melts back into the cosmic music, the dance of life.
星は決して死なない。
それはただ、微笑みに還り、宇宙の音楽、生命のダンスの中に溶けて還って行くのだ。
A star can never die.
With a smile, I melt back into the music myself.
星は決して死なない。
微笑みながら 僕は、僕自身の音楽の中に溶けて還っていくんだ。
I'm A Lover Not A Fighter.Im A Lover Not Hater.
僕は、愛する者であって、戦う者ではないよ。
僕は、憎む者ではなく、愛する者だ。
マイケルジャクソンは、このような言葉を遺しました。
ワタクシ、まだ『Only Lovers Left Alive』に嵌ってます~(^▽^;)
いや、噛めば噛むほど味が出る~
そして、ジムジャームッシュの世界とマイケルの世界が、
脳内でリンクしてますよ^^:
この映画のタイトルの意味は、
このマイケルの言葉↑に通するのではないかと(°∀°)b
先頃観た、ジム・ジャームッシュの映画、
『Only Lovers Left Alive』
いま訳すなら・・―愛する者のみが生かされる―
この映画は、ジム・ジャームッシュ自身が
個人的に熱愛する音楽、文学、科学、
ありとあらゆる「芸術(学問)」の断片が散りばめられ、
その一つ一つを手作りのジオラマに愛おしげに配置したような・・
あるいは、彼の審美眼に叶う全ての美を
緻密なアラベスク文様に織り込ませた絨毯のような・・
フェティシズム溢れる作品です。
ジム・ジャームッシュが、あのプラチナブロンドを靡かせ、
スマートフォンで彼のヒーロー達とスカイプしながら、
イスラム文様の魔法の絨毯に乗って時空を超えて旅するというような、
目眩く世界観の映画なのです。
あ、もちろん、映画の裏側で^^ もちろん、妄想的私感で^^
ジム・ジャームッシュは、
権力に阿ることなく、ひたすらに真理や美を追求した
古今東西の芸術家、学者らを、熱愛し、
彼らを迫害し続ける権力の過ちを
この映画で問うているのです。
いつまで、そのような愚かな事を繰り返すのか。と。
ジム・ジャームッシュが描く美しきドラキュラ・・
彼らにとって、命を永らえさせてくれた「血」とは、
「芸術(学問)」の象徴なのではないでしょうか?
彼らは、それなしには、生きられない。

マーロウ イヴ

アダム
「血」を呑むということは、
「芸術(学問)」を浴びる悦楽。
天の謎に触れる歓び。
真理を―愛する者だけが生かされる―
現代では、人間の血は汚れている。
"ゾンビ"に侵されているからだ。
Lovers(愛する者たち)は、絶滅寸前だ。
さて、怪物とは、ドラキュラか?
ゾンビか?
ジム・ジャームッシュは
このように問いかけているように思いますが・・
またまた余談^^
マイケルジャクソンも、こうおっしゃってます。
(7:25~)
Who's scary now? Who's the freak now?
Freaky boy! Freak circus! Freak! Who's scary! Who's weird now?
さあ、誰が怖い? さあ、誰が奇形だい?
見世物め!見世物小屋の奇形め!誰が恐ろしい!さあ、誰が不気味だ?
さて、キリスト教世界にとって、
革新的な科学者、芸術家は、
不都合な異端者、
秩序を乱す怪物のような存在でした。
彼らの権力と利益を脅かすような思想を、
人から人へと伝搬し、
危険な思想に染めてしまう。
ドラキュラとは、キリスト教者にとって、
恐るべき悪魔だったのです。
そもそも、「ドラキュラ」というキャラクターは、
ワラキア(ルーマニア)のヴラド3世がモデルだったとされており、
ドラキュラという名も、ドラクル(龍[悪魔]父ヴラド2世)の子
という意味から来ています。
Dracula=Dracul(ドラクル)+ a(属する・子)=(龍の子)となります。
ヴラド3世は、勢力を増すオスマン帝国に隣接する小国の公子として、
15世紀の欧州の政争動乱に翻弄される生涯を送りました。
幼い頃、イスラム教国のオスマンに人質として取られ、
母国ワラキア奪還を心に秘めて育ちますが、
オスマンと通じている裏切り者として汚名を着せられ、
不遇のうちにこの世を去りました。
このヴラド3世の悪魔の如き怪物というイメージが特化されて、
後世にドラキュラ伝説が遺されました。
「ドラゴン・龍(蛇)」は、キリスト教世界では、
悪魔の象徴ですが、
古ヨーロッパ世界や、オリエント世界では、
永遠の生命を表す神のシンボルでした。
ヴラド2世が加入していた騎士団の創設者でもある
ハンガリー王妃バルバラ・ツェリスカは、
無神論者(反キリスト者)であったといいます。
彼女が率いたのは、その名もドラゴン騎士団。
ヴラド父子のドラクルという名は、
その騎士団から授かったものなのです。
つまり、「ドラキュラ」とは、
「反キリストの龍の子」という意味になるのでしょう。
ドラキュラは、
キリスト教世界の体制派にとっては、
悪魔であり、
古ヨーロッパ世界やオリエント世界では、
多くの神々の中の母なる神だったのですね

さてさて、この二人、
イヴとマーロウ~♪

イヴは、マーロウに対して
"貴方ってば、なんてイカしてるの~" とばかりに、こう言います。
”Love alters not with his brief hours and weeks..Oh,Marlowe.”
”愛は束の間に過ぎる時間や週と共に変わるものではない・・ああ、マーロウったら”
これは、シェークスピアの「ソネット(116)」の中にあるフレーズです。
つまり、「ソネット116は、マーロウが書いた。」という意味ですね~^^
実際に、「シェイクスピア別人説」というものがあり、
クリストファ・マーロウ(Christopher Marlowe)が、
暗殺され、姿を消したとされる時期(1593)と、
シェークスピアがロンドンに出現した時期(1592)が符合し、
シェイクスピア作品の「本当の作者」の候補として、
マーロウ説が存在します。
また、シェイクスピア"という共有のペンネームを用いた
作家集団によって書かれたものだという説もあります。
もし、そうだとしたら、イヴのような本の虫は、
最高の編集者だったでしょう~^^
いや、マーロウの才能にかくも感応できるソネット編集者は、
イヴしかいない!^^
イヴのアジトは、モロッコのタンジール

アフリカ大陸とスペインが、キスを交わしているような、
ジブラルタル海峡を臨む、多文化が交じり合うイスラム世界の国際都市だ。

イスラムのアラベスクモザイクは、イヴにふさわしい。
なぜなら、イヴの愛する「本」と同じく、
ビッシリと濃密に文字文様が描かれているのだから。

イヴの「本の滝階段」Σ(・0・ノ)ノ!

イヴの「本の寝床」(;^_^A

イヴの「本ピラミッド」(^▽^;)
そして・・もうひとりのオタクは~
アメリカはデトロイトに住む、
表には決して姿を現さないアンダーグラウンドの
ドラキュラ音楽家アダム♪
シューベルトの「弦楽五重奏曲・・書いたのはアダージョの楽章だけさ。
・・世に出したかった」と。

イアンが持ち込むヴィンテージ・ギターの数々。
1959年製の白いスプロ、1960年スゥェーデン製のブルーメタリック塗装ハグストロム、60年代初期のシルバートーン、アンプが内蔵されているハードケース付、グレッチのチェット・アトキンス・モデル(6120 ダブル・カッタウェイ)

音楽機材の積み重なる地下スタジオ。
デトロイトは、モータウンであり、スチールタウンだ。
メカ好き男子には似合いの街。
電源は、アダム自身の手製の「無線送電装置」。
ニコラ・テスラの理論を採用(^▽^;)

アダムは弦楽器マニア。「弦の震え」「音の波」というものをこよなく愛す。
オリエント世界のリュートを抱いて陶酔。

アダムの(というか、ジムジャームッシュの)ヒーローたち。
全員紹介♥

イヴの
革手袋シェイクスピアは、イギリスの
ストラトフォード・アポン・エイヴォンという長閑な村の
成功した「皮手袋商人」の息子だったと言われます。
そもそも、皮革製造技術は、
オリエントで発達し、これが欧州に持ち込まれ、
製革業者が領主によって保護され、
さらにアラビア人がスペインのコルドバの住人に
鞣しや染色、塗金の技術を教えて、
製革業は産業的に発展したのです。
コルドバ革(スペイン革)と呼ばれ11世紀にヨーロッパに普
及し、柔らかくてきめ細かい見事な革として名声を博した。
この背景には、イスラム系のアラビア人(ムーア人)が、
711年にジブラルタル海峡を越えてスペインの大部分を征服し、
カリファート(イスラム国家)の首都をコルドバとし、
それに伴い、人と物が行き交い、皮革製造技術も流入したという訳です。
↓
とても、謎めいた印象的なシーンがあります。
イヴは、アダムに会いに、
タンジールから、エミレーツ航空に乗って、デトロイトにやってきて
まず、アダムに、「革手袋」を脱がせてもらう。彼らの愛の儀式。
↓
つまり・・
イヴは、アフリカ大陸から、アメリカ大陸へ、
オリエント(イスラム)の翼に運ばれてやって来る。
イヴの旅は、
46億年の「人類の旅」そのものなのだ。