この大宇宙の 美しい星、地球の
美しい日本に生まれてきたことが、
ただ嬉しくて、切ないほどに幸福。
この在り難さに、涙が溢れてきます。
喜びも悲しみも、なにもかも この命で 力一杯生きよう!
そう感じました。
罪も犯し、罰も受けるのでしょう。
それでもかまわない。
そして、いつか軽やかな調べに乗ってやって来る飛天にいざなわれ、
薄桃の雲に乗って お釈迦様の浄い世界に旅立つのかしら?
なにもかも忘れて?
いいえ、
今を生きる私の命にも、きっと、懐かしい今はもう天井人になった
この空の星ほどの魂の記憶が、眠っているのかもしれません。
私の命を覗きこむと、
折りたたまれた記憶が万華鏡のように広がり、星で歌う人の懐かしい旋律が蘇るのです。
あの空、あの星、すべてが懐かしい私の故里なのです。
そのすべてが、愛おしい。
高畑監督が描く
線と水彩。
この透明感に安らぎ、清められる。
やっぱり、私はいちばん東の端の島の国。水の国に生まれた者なのですね。