マイケルの手書きメモ(和訳)③ | ☆Dancing the Dream ☆

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Note 3

Mother do you need $

母さん、母さんはお金が要るんだね。


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AEG裁判で、キャサママが、
マイケルの死について損害賠償を求める立場にあるかどうか――
ということは、経済的に彼女がどれほど息子に経済的に依存していたかどうかに関係する。――ということについての審議が、行われていました。
家庭の出費、食費を含め「すべての物」を息子が支払っていたなど。。

キャサママが、経済的にマイケルに頼っていたことは、事実でしょうけれど、
裁判とは、なんとも無体なものですね。。
求めている賠償金額は、「もしマイケルが天寿を全うしたら」という前提で計算された
400億ドル(約4兆円)という巨額。。

息子の死に関する責任をAEGに問う裁判を闘う家族にとって、
損害賠償を求める資格が、金銭の問題に置き換えられてしまうことは、
どれほど、悲しく悔しいことでしょう!
キャサママが、ほんとうにお気の毒です。

けれども、
「TII」準備中にも、マイケルは、キャサママの経済状況を心配していたのですね?

▼キャサママの統一教会の負債
キャサママは、生活費以外で、頭の痛い問題を抱えていたのも事実です。
キャサママは、セゲイ・タイムズ(世界日報)という韓国の新聞社に多額の負債を負っていました。セゲイ・タイムズ(世界日報)とは、いわゆる、『統一教会』のことです。
韓国の全国紙『世界日報』や、「ニューズ・ワールド・コミュニケーションズ」社が発行する『ワシントン・タイムズ』紙は、統一教会傘下の新聞社なのです。
ジャクソン家のうち、キャサリン、ジョー、ジャーメインに対し、ジャクソン・ファミリー・コンサートシリーズのために550万ドル(約4.8億円)を前払いしていました。しかし、それは、マイケルが、契約を拒否し、キャンセルされてしまいます。
1994年、同新聞社は訴訟を起こし、400万ドル(約3.5億円)の示談金支払い命令を勝ち取りますが、未払いのままとなっていました。累積利子により、その示談金は膨れ上がっていたことは、間違いありません。

▼版権を巡る戦い
ネバーランドは、
作品と同じく、マイケルが全精力をかけて作り上げた夢の「home」でした。
しかし、警察の家宅捜査などで荒らされ、破壊され、様々なものが押収され、
すでに、マイケルは、もう「我が家」として住むことはできないと感じ、
裁判後は、中東など、様々な場所を転々とし、亡命のごとき流浪生活をしていました。
90年代後半から、ソニーとの関係悪化、
イスラム資本(サウジ・アルワリードとの合弁)による映画製作(The ghousts)、ワールドツアー(History)を行った後、変則的なアルバム「Blood on the dance floor」、ラストアルバム「invinceble」をリリース。そして、03年の裁判。。。。
この流れの中で、マイケルは、ビートルズの版権を所持するという莫大な資産を持ちながら、負債が膨れ上がるというジレンマに陥っていました。
一部の報道では、負債7000万ドルで破産とも報じられました。
これについては――
破産を否定し、
「ビートルズの版権を所持したまま、フリーエージェントになる。」
「マイケルの所持するビートルズの版権を狙うソニーによる陰謀である。」
「ビートルズの版権のために、殺される。」という発言をマイケル自身がしていました。

しかし、そんな中「invinceble」の「2000watts」の曲に暗喩される内容でも解るように
マイケルは、この戦いを切り抜け、いわゆるハリウッドメジャー(ユダヤ系)ではなく、インディペンデント系の映画製作を行おうと画策していたのですね。

年間維持費に2 ~3億円かかるといわれるネバーランドも、フォートレス(ヘッジファンド)からローンをする折りに担保に入れられていました。
それをトム・バラックのコロニー・キャピタルが救う形で、ネバーランドを運営する合弁会社が作られました。バラックから、アンシュツへの口利き・・
この縁から、AEG(アンシュッツ・エンターテイメント・グループ )との「TII」が企画されていくのです。

マイケルは、裁判がマイケル無罪で判決が降り決着した2005年の翌年、
「TII」開催の告知をおこなった2009年の3年前、
つまり、2006年に、50%を所有していたビートルズの版権を25%を残し、
ソニーに売却しています。
改めて、マイケルと版権の流れを記しておきます。

1985年、マイケル・ジャクソンは4,700万ドルでビートルズの著作権を買いました。
実際にはATVという音楽出版社を買ったので、ビートルズだけではなく、その他のアーティストの著作権も入っていました。
このときほとんどの人は、「いくらビートルズの著作権とはいえ、あんな高いお金を出して買うなんて、あいつは馬鹿だ」と言っていました。ビートルズのポールも、この競売から降りてしまいました。
しかし、その翌年、それまでアナログ盤だったレコードがCDへとフォーマットを変え、
それまで発売されていたアナログレコードが全部CDで再発されました。
ここで彼はタイミングよく、最初に払った4,700万ドルのかなりの部分を取り戻しました。
その後1994年、マイケル・ジャクソンは、EMIとビートルズの著作権の管理契約をします。契約時に払われたのは3,000万ドル。アーティストや作家の取り分も入っていますが、それを差し引いても1,500万ドルは彼の懐に入ったという計算になります。
また1995年には、、ソニーが持っていた楽曲著作権とATVが持っていた著作権を併せて、SONY/ATVという新たな音楽出版社を設立します。
このときマイケル・ジャクソンは1億1,000万ドルの現金と、SONY/ATVが持つ著作権の半分を手にします。この時点ですでに、最初に支払った4,700万ドルはその数倍に膨れ上がりました。
2006年には、SONY/ATVの50%を所有していたマイケル・ジャクソンは、自分の持ち分のうちの50%をソニーに売却しました。
この時点でのATVの全体価値を算出すると10億ドルにもなるので、受け取った額は2億5,000万ドル。マイケル・ジャクソンが持つ著作権は最初の25%になってしまいましたが、それでもすごい金額です。
2008年からはiTMS(アイ・チューンズ・ミュージック・ストア)でビートルズの楽曲が配信される予定なので、彼にはさらにお金が入ってくることになる。
どれほど。マイケル・ジャクソンが買った著作権が、非常に大きな価値をもっていたということがお分かりいただけたと思います。


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これを書いていて、
「2000watts」という曲に絡み、思いつくお話しを、ちょっとしようと思います。

長くなるので、次へつづく・・。