釜石に、仕事があるので、Kちゃんの夫のYちゃんは、
まだ仮設にいます。
今年あたり、内陸に転勤の予定だったはずなのにね。
それから、Kちゃんのご高齢で単身の叔母さんも、
大船渡の仮設にいます。
老舗の鰻屋さんを経営していたので、その店を再建したいが為に、
親戚の家に避難することを拒否しているんですよね。
ある日、そんな仮設のポストに一枚の葉書が舞い込みました。
それは、公からの御達しでした。
内容は、簡単に言うと
「来年5月には、仮説を出て行って下さい!」ということでした。
仮設が建っている土地は、持ち主から借りているわけで、
この地権の問題なのだそう。
それから、仮説住宅というものは、2年しか耐久力がないから。
(え~?新潟の震災の仮設の使い回しだったはずだけど? ウソばっか!)
そういう理由で、来る5月には、みなさん、出てって下さい!ということなのです。
ところが、
民間の住宅、アパート、災害復興公営住宅も全く足りないのだそうです。
まず、建てる土地自体が不足しているのです。
被災し、今後も危険とされる建設を禁止する区域、
また、それ以外の沿岸地を、政府が、土台を盛って高くする予定で、
それが完成しないと、そこには建てられないのだそうです。
以前は、これを2年で終えると言っていたそうですが、
ところが、最近になって、10年を目途にすると言いだしたのです。
(中には、政府の言うことを無視して、もう建てちゃっている人もいるらしいのです。)
釜石災害復興公営住宅等の整備計画http://www.nssmc.com/news/20121010_100.html/
災害復興公営住宅というのは、
家屋が全壊したという認定のある人のみが入れるのですが、
すでに入居した人に、その住み心地を聞くと、
その作りのお粗末さに泣いていると言います。
1LDK(18戸)
2LDK(36戸)・・・というような建物なんですね。
つまり、4~5人の家族が2LDKで暮らし、
あまりに狭いと、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんは、
もう一戸借りるしかなく、フローリング1LDKの家に住むことになるのです。
息が詰まってしまう・・これでは、そうでしょう。
公の論理では、
災害復興公営住宅は、いずれ老齢化のため空き家になり、
取り壊すのが大変なので、数は最小限、簡易な作りにしているのだとか。
ありえない考え方です!
けれど、住むところがある人はまだいいのです。
夏は異常に熱く、冬は異常に寒い、狭い、声は筒抜け、
そんな仮設を皆、出たくても、
住宅自体が不足している上に、
土地が少なくなったので、地価が高騰して、家賃も上がっていると言います。
いったい、来年の5月までに
何処へ出て行けと言うのでしょう?
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でも、そんな中、Kちゃんの娘さんに、
良いお知らせがありました!!
某私立大学を、震災の混乱の年に受験、合格し、
いま2回生ですが、
ぬぁ~んと、『特待生』に選ばれました\(^_^)/
『特待生』は、学費が免除になるんです~~\(^_^)/
ああ、めでたい!!(≧▽≦)


