日本の芸人、鉄拳さんが、you tubeにアップしたアニメ-ションが、
世界中から驚異的なアクセスを得て、ついには、Museの公式PVとなった作品・・
それは、『The Resistance』というアルバムの中の
3部作の交響曲、『Exogenesis: Symphony 』の「Part 3」にあたる曲です。
今日は、それがどんな曲なのか、
「 Part 1 」「 Part 2」「Part 3」を通して、
この交響曲、全体を訳してみたいと思います。
この曲が入ったアルバムは、『The Resistance』というタイトルですから、
つまり、「抵抗」がテーマなんですね。
そして、この交響曲の名前、「Exogenesis」とは、
Exo-Genesis・・・「外」+「創世記」という意味になります。
Exo-・・って、「エクソシスト Exorcist」というホラー映画の、Exo-と同じです。
「Exorcist」は、元々「外に出す者」。そして悪魔祓いって意味になったんですね。
そんなわけで、日本では「Exogenesis」は「脱出創世記」と訳されています。
しかし、これでは、どうも今一、意味不明。。
なので、「Exogenesis」という言葉を、もう少し調べてみると、
この言葉は、日常的に使われない、学問的用語のようです。
「Exogenesis (astrobiology; similar to the idea of panspermia),
the hypothesis that life originated elsewhere in the universe
and was spread to Earth.
エクソジェネシス(宇宙生物学;パンスペルミア説のアイデアに類似)とは、
命の起源は宇宙のどこかほかの場所にあり、地球に広がったという仮説。」
ほ~~~~\( ゜ ○ ゜)/
パンスペルミア説(Panspermia)というのは、生命誕生に関する仮説のひとつで、
生命は宇宙に広くあまねく存在しており、地球の生命の起源は地球ではなく、
他の天体で発生した微生物の芽胞が地球に到達したものであるという説。・・
なのだそうです。。
ほ~~ほ~~\( ゜ ○ ゜)/
Museのボーカル、マシュー・ベラミーは、
我が子を授かったことから、この曲を書いたといいます。
新しい命に触れ、6センスで、何かピンと来るものを感じたのかもしれません

彼が、その時直感的に、命の始まりについて抱いたイメージは、
創世期のストーリーとは、全くかけ離れていたのでしょうね。
そのインスピレーションを、交響曲に表現し、
命の誕生の神秘、我が子への愛を歌ったのではないでしょうか。
「Exo-genesis」は、
聖書を聖典とする宗教が説く「創世」の物語からの脱出。。
云わば、聖書の「創世記」に対する「抵抗」の音楽なのでしょう。
Exogenesis : Symphony Part I (Overture)
脱出創世記:交響曲第1部(序曲)
Aping my soul
You stole my overture
Trapped in God's program
Oh I can't escape
尾のない猿のままの僕の魂
僕の最初に演奏する曲を 貴方が盗んだんだ
神の計画の中に閉じ込められた僕の序曲を
ああ 僕は逃れられない
*Aping・・・Apeは、哺乳綱霊長目に属し、
monkeyに対する英名で「尾のないサルtailless monkey」の意。
Apingは、普通「真似をする」という意味だが、ここでは、
「Ape + ing」で、「Apeのままでいる」という意味に捉えた。
Who are we?
Where are we?
When are we?
Why are we?
Who are we?
Where are we?
Why, why, why?
僕らは何者?
僕らは何処にいるの?
僕らがいるのはいつなの?
僕らは何故存在するの?
僕らは誰なの?
僕らは何処にいるの?
なぜ、なぜ、なぜ?
Woah
ウワォ~~
I can't forgive you
And I can't forget
僕は貴方を許せない
そして、忘れることはできない
Who are we?
Where are we?
When are we?
Why are we?
僕らは何者?
僕らは何処にいるの?
僕らがいるのはいつなの?
僕らは何故存在するの?
Who are we?
Where are we?
When are we?
Why are we in here?
僕らは何者?
僕らは何処にいるの?
僕らがいるのはいつなの?
僕らは何故存在するの?
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Part 2 の「Cross-Pollination」という題名について・・
「Cross」は、「異種交配、雑種」の意味があり、
「Pollination」は、「(植物の)受粉」を意味します。
そして、「異なる個体間の受精」という意味の
「他家受精」と訳されています。
想像力をかきたてられますね~*:..。o○☆゚
Exogenesis: Symphony Part 2 (Cross-Pollination)
エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第2部(他家受精)
Rise above the crowds
And wade through toxic clouds
Breach the outer sphere
The edge of all our fears
Rest with you
We are counting on you
It's up to you
群れの上を超えて登れ
有毒な雲を切り抜けてゆけ
球体の外殻を
僕らの全ての恐怖の縁を突破し
貴方と共に安らごう
僕らは貴方が頼り
貴方しだいなのだ
Spread, our codes to the stars
You must rescue us all
Spread, our codes to the stars
You must rescue us all
Tell us, tell us your final wish?
Now we know you can never return
Tell us, tell us your final wish?
We will tell it to the world
僕らの紐を星々に伸ばし
貴方は僕ら皆を救わねばならない
僕らに教えて 貴方の最後の願いは何?
もう貴方は決して引き返せない
僕らに教えて 貴方の最後の願いは何?
僕らはそれをその世界に伝えよう
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英国の“ベスト・アート・ヴァイナル・アウォード”で、
ロンドンで設立されたデザイン集団 La Bocaが手がけた
『The Resistance』のアート・ワークが、最も優れたジャケットに選ばれていたそう。
『Exogenesis: Symphony Part 3 』の和訳は、
長くなるので・・
つづく。。
お読みいただきまして、誠にありがとうございました