Mac & Jacと、 Don & Cosmoの衣装は、
なぜ、こんな大柄なチェックなんでしょうね?

ボードヴィルの衣装は、
大きなチェック□とか、
大きな水玉○とか、
大きな縞々川川とか・・多いんですよね。。。


マックとジャックの、
これまた大きな「白×黒」のハウンドツゥースの燕尾服


ドンとコズモの、
とんでもなく大きな、「ブルーグリーン×白」の2色のチェックのスーツ

『二種の糸で織った衣服を身に着けてはならない。』(レビ記 / 19章 19節)
聖書にこんな言葉があり・・
そう言えば、昔から囚人服は、二色使いのシマシマでしたね。。
アウシュビッツでは、ブルーグレー×白の縦縞の囚人服でしたが、
アメリカでは、黒×白の横縞です。
随分前に、コムでギャルソンの縦縞を多用したコレクションが、
アウシュビッツを連想させるということで反感をかったこともあったほど、
縞柄は、囚人服と結びつくのですね。。
一説には、これが二色使いの縞模様=反社会的なもの、という
偏見の起源だといいます。
囚人・迫害の対象となった人々が縞模様の服と結びつけられる歴史が生まれ、
囚人服に用いられたのだとか。
イギリス・ロンドン北部の「ボー・ダ・ボー」という刑務所の囚人に
太い横線の服を着せた名残り。これがボーダーの発祥とも言われる。。

安価な量産された「白と黒」のストライプが囚人服として用いられた。
それだけではなく、囚人の体にも懲罰としてストライプが刻印された。
それから・・
△や◇や□や○の大胆な柄は、道化師の衣装と結びつくようです。
伊なら、 アルレッキーノ(Arlecchino)、仏なら、アルルカン(Arlequin) 、
英ならハーレクイン(Harlequin)と呼ばれる道化師・・

貧しい旅芸人の道化役者は、
着の身着のままのボロ服に、手に入れた布の小切れを、△や◇や□に切って、
剥ぎ合わせていったのだそうです。
それが、道化師の△や◇や□や○のカラフルなパッチワークの衣装になったのですね。
この旅芸人の道化師の起源は、
迫害されたイスラム教の神秘主義哲学の徒、
スーフィーらではないかとも言われます。
スーフィズムでは、白い布状の服を身につけて一心不乱に回る、
回旋舞踊と呼ばれるものを行い、神との一体化を求めたのだそうです。
これら黒い顔をした田舎を徘徊する人々を、悪魔の使者として、
忌み疎外し恐れたことから、
黒(または赤)の面をつけ、呪われた悪魔の使者というキャラクターに
仕立てたのですね。
これが、後に、トリックスター的な道化師になっていったのです。
また、ヨーロッパの北部西部中央に広まった伝説上のWild Huntという猟師の頭領は、
亡霊、多神教の神、あるいは精霊であると言われ、
これが道化の起源だとも言われます。
いずれにしても、異教の異人種、各地を彷徨う、
疎外された放浪者だったのですね。

ボードヴィリアンたちの、大柄なチエックやストライプ、水玉など、、
ド派手な衣装には、このような背景があるのかもしれません。
FIT AS A FIDDLE by Gene Kelly and Donald O'Connor
Don and Cosmo
4:10~Mac&Jac白黒燕尾服のマイケルとポールのボードビル❤❤❤
ハウンドツゥースだけど、
ハーレクイン・チェック(Harlequin Check)に近いですね。
ハーレクインとは「道化役者」のことで、道化役者が着るような
派手な色を組み合わせたものが多いことからこの名がある。