連日の感動! ラトル&ベルリン・フィル:ベートーヴェン交響曲チクルス4日目;第4番、第7番 | Wunderbar ! なまいにち

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まだまだひよっこですがクラシック大好きです。知識は浅いがいいたか放題・・・!?

2016. 5. 14 (土) 14 : 00 ~     サントリーホールにて

ベートーヴェン:交響曲 第4番 変ロ長調 Op.60
          
          交響曲 第7番 イ長調 Op.92

指揮:サイモン・ラトル
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 

      

 

       

東京にやってキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!も4日目!

自分がチケットをとったとき、実はこの日のチケットが一番とりにくかった。
土曜日だったからなのか、それとも4番、7番がすごく人気があるからなのか?
開場後にホールへ行くと玄関前で「チケット余ってませんか?」とか「チケットおゆずりください」と書いた紙を持った方が結構いらっしゃった。 通常だと若者が多いような気がするがこの日は圧倒的におじさんたちが多かった。


この日は前日につづいてコンマスは樫本大進、オーボエはマイヤー、クラリネットはフックス、フルートはデュフォー、そしてホルンは後で知ったのだがバイエルン放送響のテルヴィリガーさんという方らしい。ベルリン・フィルも他のオケからのエキストラが入ることがあるんだなあ。

この日の第4番、第7番はともにものすごい演奏だった・・・

まず両方の交響曲に共通して感じたことから。
弦パートの鉄壁のアンサンブルがすごすぎ!!sao☆ ゆっくりとテンポを落とした消え入るような弱音から爆発的な強音まで「一糸乱れぬ」とはまさにこのことだと思った。

そして皆が一心不乱にほとんど前のめりになって(ひとによっては力入って腰を浮かせるくらい)弾いている。一球入魂じゃなく「一弾入魂」って感じ。
だからといって決して力任せに弾いているのではない。頭は冷静でしっかり他の音を聴いている。
日本のオケってN響含め概して割と姿勢くずさず能面のような無表情で真面目に弾いてる方が大多数なのでこのような姿を観ると視覚的にも興奮、感動してしまう。

ラトル、オケともにリズム感、反射神経、反発力がすごすぎ!!sao☆
プロの、しかも超プロフェッショナルな方達に対してリズム感がいいとほめるのも失礼な話だけど、音楽的運動神経といったらいいのか、ものすごく優れている。
4番、7番とおして躍動感あふれるまさに「生きている」音だったキラキラ


個々の曲について書くと、第4番の第2楽章 Adagioでのフックスさんのクラリネットがなんとも美しくてウルウルとなった。よくもあんな弱音で息もなが~く吹けるもんだ。 そしてシュバイゲルトさんのほんとに見事なファゴット~!Fagott 演奏終了後カーテンコールで戻ってきたラトルがまず立たせたのがファゴットのシュバイゲルトさんだった(だと記憶してたけど違ったらすみません)。

第7番では今度はマイヤーさんが前日と同じく超美しいオーボエを聴かせてくれた。マイヤーさんのオーボエ何度聴いても感動する
泣く テレビを観ていたときももちろん上手いとは思っていたけど生で聴いたらテレビの何十倍もすごいんです!

7番になってコントラバスが5本から6本に、チェロが5本(?)から8本に増えたのだが、低弦を増やしたのが見事この7番にぴたりとはまっていた。
たとえば最終楽章の最後のフィナーレの前あたりからのコントラバスとチェロのうねうねと唸るような音が、華やかな主旋律を奏でる他楽器の音の中をずうっと鳴り響いていて、より一層の迫力さが増していた。

あと大好きな第2楽章。
このちょうど1週間前に別府音楽祭で広響で第7番を聴いていてその演奏もそれなりにまとまっていてよかったのだけど、ちょっと物足りなかったのが第2楽章だった。あまりに淡泊にさらっと演奏していたのが正直やや不満だった。
葬送行進曲的なこの第2楽章は、重い足をずるずると引きずって歩くようなもっと泥臭さ、重々しさがほしかった。この日のベルリン・フィルはまさにそういう演奏。そしてこの第2楽章にも低弦の響きが効いていた。

最終楽章はテンポも速く華やかで意気揚々としたリズムの繰り返しを、鬼気迫る演奏をするオケの面々を見守る私たちも否応なしに興奮させられる。・・・てな感じだったので、終演後の盛り上がりもすごく、ラトルのソロ・カーテンコールも2回くらい?だったかな?
いやあ、第4番も第7番も全く別の交響曲に聴こえた。演奏するオケによってここまで違うとは・・・!! !




そしてなんと終演後のこの日のサイン会はサイモン・ラトルだったのですえっっ
このサイン会に参加するためには、ベルリン・フィルが自主レーベルでリリースしたばかりの「ベートーヴェン交響曲全集」 ↓コチラ を当日に会場で購入するしかないのです。
 

欲しい~欲しい~欲しい~

ベートーヴェン : 交響曲全集 (ベーレンライター版 / ジョナサン・デル・マー校訂版) (L.../Berliner Philharmoniker Recordings


他のCD購入したってダメ。他の日に購入したのを持ってきてもダメ。よそで購入してもダメ。
なぜって当日購入したひとのみ「サイン会参加整理券」を配るからです。
だから別の日のサイン会のために購入した人はまた参加したいならまた買わないとダメってことですね。・・・せこすぎんですか~!?!?顔9
そしてこの全集、CDとBlue rayもついてはいますが、¥14,000なり~~。←高っっっ!

でもラトル本人のサインをもらえるまたとないチャンスなので、しぶしぶ(!?)買いました。
(ほんとはフルートのパユさんが今日あたりサイン会あるんじゃないかと思って買うのを待っていた。)

そして予想通りの長蛇の列・・・
並んでる間にスタッフの人が、「サインは全集の中身を開いたこの部分にしかだめです」(前日はパンフレットでも色紙でもなんでもいいし、全集でもどこの部分でもいいと言ってたのに)などと高ビーなことをほざいており、(主に私の)反感をかっていた。

ベルリン・フィルの公式ツイッターでの発表によると、並んだのは300人だったそうだ。
(しめて420万円のお買い上げなり~笑う)
そしてラトルはサインを50分で終わらせたんだって!
私はサインをもらってるほんのわずかな時間に心をこめてラトルに感謝の念を伝えたところ、
「Oh~, I'm glad to hear that.」と胸に手を当ててとびっきりの笑顔でおっしゃってくださり、思わず目がハートマークになってしまった。



 
いよいよあとは最終日!