ベートーヴェン:交響曲 第1番 ハ長調 Op.21
交響曲 第3番 変ホ長調 Op.55 「英雄」
指揮:サイモン・ラトル
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

東京にやってキタ━━━(゚∀゚)━━━!!! 1日目。
自分にとって今年の大目玉となるラトルとベルリン・フィルの来日公演。
2002年にベルリン・フィルの首席指揮者・芸術監督に就任したラトルは2018年の任期満了をもって同ポジションを勇退することを表明しているので(2017/18年シーズンよりロンドン交響楽団の音楽監督に就任する)、もしかしたらラトル&ベルリン・フィルのコンビでの来日は最後かもしれない。しかもなんとベートーヴェンの交響曲全曲演奏を5日間かけてやる、となると生唾ものですよね
しかし、当然ながらチケット争奪戦はすごかった・・・

私もフジテレビ、サントリーホール、ぴあ、イープラス、ローチケなどあらゆる先行抽選予約を申し込みました。しかも自分や家族のメルアドも使って申し込み、なんとか全公演のチケットを先行予約でゲットできた。ちなみに一般発売開始の日は10時と同時にクリックしたけど「全席完売です」状態だった・・
チケットキャンプなどでは定価の倍以上、第9とか3倍くらいの値で売っていてまさにぼったくり
そこまでの予算はなかったのでなんとかゲットできてよかった・・・
水曜の午後からの仕事は休んで上京。ホテルに着いたのが18時すぎだったのでぎりぎり間に合ってよかった~
初日は第1番と第3番。
チケット入手の際に席指定はできなかったのだが、この日の公演はどうせ当たらんやろうと思って他の席種とともにS席も申し込んでいたら、なんと3列目の真ん中ブロックの席が当たったので贅沢してしまった。
弦パートの方々とともに、オーボエのアルブレヒト・マイヤー、クラリネットのオッテンザマーなどなど今までブラウン管でしか観たことがなかったベルリン・フィルの面々が登場してこちらもあげあげ
コンサートマスターは樫本大進だった。
そしてラトルが登場~
演奏に関しては5日連続で聴いて細かいところの記憶がもはやうすれつつあるので(年のせいか
)全体的な感想を・・
席が3列目だったので音響のバランスがよくないことは承知の上だったが、弦楽器、特に第一ヴァイオリンパートがよく聴こえてきて、そのかわり木管、金管群の音がやや遠くに聴こえた。これは席のせいなので仕方ない。
第一ヴァイオリンはなんといっても樫本大進さんのヴァイオリンの音が特によく聴こえた。
しかもとても美音!!グァルネリってよく響くんだなあと思うとともに、樫本さんはやはりベルリン・フィルのコンマスにふさわしい実力の持ち主なのだということがよくわかった。
この日の特権はやはりラトルの指揮ぶりが近くで観れたことだろう。
ラトルの指揮はテレビで観ていたときよりももっとアグレッシブでパッショネイト
だけどその振りが全然わざとらしくはなく(よく派手な振りで自己陶酔系の方いますがそれ系とは全くちがう)、自然と自分の身体から湧き上がる音楽を心から慈しんでいるように見えた。
このリズム感の半端なさを観てると、ラトルって運動神経がとてもいいんじゃないかな~と思った。
表情もとてもとても豊かで、今にもしゃべりだすのではと思うくらい口がパクパクしている笑
演奏全体の感想としては第1番も第3番もとてもよかったのだけど、ひとことで言ってしまえば
「やっぱりうまいなー!」と感嘆はしたけれども、感動までにはいたらなかった、という感じ?
はい、ぜいたくです。
ただ、特に第3番の「英雄」は個人的に大好きなので、もうちょっと琴線にびんびんに触れるような演奏を期待していただけにやや淡泊な感じがした。
なんというか人間的な血の通った温かみやドロドロしたものをもっと聴かせてほしかった気がしたのです・・・
席が違ったらまた聴こえ方も違っただろうけど、ラトルの指揮が近くで堪能できただけでも幸せだった
終演後の拍手も思ったほどではなくて、サントリーホールでよくある、最後の指揮者のみのカーテンコールもなく、楽団員がはけ始めると同時に拍手もすぐ止んでしまった。
今日のお客さんも意外と淡泊だったのね。 それとも私と同じように感じた方が多かったのかなあ?
ベルリン・フィルの自主レーベルのベートーヴェンの交響曲全集のCDを当日購入した人のみを対象に終演後サイン会あり、この日は樫本大進さんと町田琴和さんのおふたりのようでした。
いずれにしても翌日からの演奏はどうなるのだろうと思いつつ帰ったのでした。

第1ヴァイオリンの譜面台。それぞれ鉛筆で書き込みがしてありました。

楽譜のうしろ中央に指揮棒がささっています。これってきっと指揮棒を落としたときなどのための代理の指揮棒ですね。右手に指揮棒持つからすぐに取りやすいように右手側の譜面台にさしてあるんですね~。へんに感心してしまいました
