ラモン・オルテガ・ケロ オーボエリサイタル : シューマン、ラヴェル、パスクッリ | Wunderbar ! なまいにち

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まだまだひよっこですがクラシック大好きです。知識は浅いがいいたか放題・・・!?

2016. 2. 22 (月)  19:00 ~     あいれふホールにて

シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
シューマン:3つのロマンス Op.94
シューマン:オーボエ・ソナタ 第1番 イ短調 Op.105 (原曲:ヴァイオリン・ソナタ 第1番)
ラヴェル/ C.シュミット編曲:組曲「クープランの墓」
パスクッリ:ドニゼッティの歌劇「ポリュート」の主題による幻想曲

(アンコール)
ラヴェル:ハバネラ形式の小品 ト短調

ピアノ:島田彩乃
オーボエ:ラモン・オルテガ・ケロ



1週間くらい前からパソコンの調子が悪くすぐに固まって動かなくなる。修理しようかと思ったが、「寿命です」といわれてついに買い替えることになってしまったあんぱんまん 
「いいね!」などブログへの訪問が滞ってしまってすみません!

2週間が経ってしまったが、2月22日にオーボエ・リサイタルに行った。
オーボエ奏者はスペイン出身のラモン・オルテガ・ケロ。

私が初めてケロさんを知ったのはEテレテレビの「クラシック音楽館」でマリス・ヤンソンス指揮のバイエルン放送響での演奏だった。
ベートーヴェンの交響曲だったかと思うがケロさんのオーボエがひときわ目を引いた。
「この若そうなお兄ちゃん何者!?」 と強烈な印象を受け、その後もずっと注目していた。

その時はお名前も経歴もまったく知らなかったが、昨年偶然にこの上↑のチラシをみかけて
「あーっ!あのお兄ちゃんじゃん!!福岡にソロリサイタルに来るの~!?
きゃ」と速攻チケットを申し込んだ。
そして初めてお名前や経歴を知ったのだが、なんとすごい経歴の持ち主だったのです!!

ケロさんは1988年生まれなので今年28歳。2007年(19歳)にミュンヘン国際コンクールで優勝した。このコンクールは超難関で優勝者を出さないことで有名なのです。
ケロさんはなんと40年ぶりの史上3人目となる優勝者となったのです。(過去の優勝者は1961年のハインツ・ホリガー、1967年のモーリス・ブルグ)
そして翌年の2008年には20歳にしてバイエルン放送交響楽団の首席オーボエ奏者に就任・・・
やっぱりただ者ではなかった!! てか私の見る目もなかなかじゃんにひ←えらそー


オーボエの音っていいですよね~Oboe 
この日は前半が私の大好きなシューマン。3曲ともケロさんの演奏に魅了された♪
3曲目のシューマンのオーボエ・ソナタ第1番は原曲がヴァイオリン・ソナタ第1番で、このヴァイオリンソナタの方はCDで何度も聴いていたがオーボエ版は初めて聴いた。
ヴァイオリンでも第3楽章など早いパッセージがあって難しそうなのに、それをオーボエで流れるように吹いているケロさん。
何も知らなかったら、これ元々オーボエのための曲じゃないかと思うくらい。

私はオーボエが吹きやすいように少しアレンジしてあるのではないかと思っていたら、あとでピアノの島田彩乃さんにお聞きしたところ、
「ピアノもオーボエもヴァイオリン・ソナタの楽譜とまったく一緒なんですよ~。彼はヴァイオリンの楽譜のとおり吹いてるんですよ~。」 と教えてくださってびっくり! すごいです!


後半の最初の曲はラヴェルの組曲「クープランの墓」。
これはオケ版はyou tubeなどで聴いたことがあるが、オーボエ版は初めて聴いた。
ケロさんのオーボエは哀愁があったり、温かい優しい音だったり、時にはコミカルだったり音の表情をくるくるかわって聴いていて全然飽きなかった。

最後のパスクッリは途中すんごい連続の速いパッセージがあって超絶技巧の見せ場がある。you tubeで他の方の演奏をみても「すごいな~」と思っていたが、ケロさんはさらにすごかったsao☆ よくあんなに速い長~いパッセージをひと息で吹けるなあ~。


この日のプログラムはどれもとても聴きやすく美しい曲ばかりでオーボエの魅力をあらためて再認識した。
そしてケロさんのテクニックのみならずセンスといったらいいのか、豊かで澄んだ、明快な音にとても惹かれた♪*
ケロさんはこの日で連続5日公演だったそうでさぞかしお疲れだったことだろう。
唇とかほっぺたとか痛くならないのかな・・・

ケロさんは今秋来日するヤンソンス率いるバイエルン放送響でも演奏するらしい。福岡にはもちろん来ないけど東京まで聴きに行きたいなあ~*・・*


終演後にサイン会もあった。
実際のケロさんもとても気さくな方でほんとに「いいお兄ちゃん」という感じだったsei
この日は制服姿の女子高生や大学生のオケの方々などが目立っていたが皆自分のスコアや楽器ケースなどにサインをもらってうれしそうだった。


学生さんがさしだしたスコアを念入りにチェックしているケロさん(笑)
丹念にチェックしてうんうんとうなづいていたにこにこ
おとなりはピアノの島田彩乃さん。
とっても美人でらっしゃってしかもとっても気さくな方でした! サイン会後に話しかけたら私のバカみたいな質問にも親切に答えてくださってほんと感激しましたハート


この日は小さいホールでしかもお客さんの入りも6割くらいだっただろうか。
(ちょうどこの日は辻井伸行くんのリサイタルがアクロスで同時刻にあっていたのもあるだろうけど・・・)
今回招請した事務所さんによると「もうケロのソロでの来福はまずないだろう」とのこと。
そんな悲しいこといわずにぜひぜひまた福岡にきてくださいねっ!!ayaオネガイきらハート