dokidoki感 -3ページ目

映画紹介1494 EMILIA PEREZ・I SAW THE TV GLOW

こんにちは


これらの映画をアマプラで観ました

エミリアペレス





簡単なあらすじ

有能なのに陽の目を見ない女性弁護士に
麻薬カルテルのボスが意外過ぎる依頼をします


感想

フランス ベルギー合作のサスペンスですが
なんとミュージカルでもありました

メキシコに住むリタは頭が良く 
仕事にそつがない有能な弁護士なのですが

若い女性というだけで 手柄を上司に取られ
仕事 待遇 給与に不満を持っていると

ある日謎の人物から電話があり
人生を変えたければ面会しろと言われ
半信半疑で待ち合わせ場所に行ってみると

男達に連れ去られ やって来たのは
麻薬カルテルのボス マニタスの元でした

そして依頼とはマニタスを戸籍だけでなく
体も女性にしろと言う内容で
マニタスは女性になりたかったことと
今の地位で行切る事に疲れていたのです

断れば命がなさそうだし大金のため受託し
依頼は成功し大金を得て喜び
イギリスに移住し暮らしていると

4年後エミリアペレスと名乗る女性が登場
そう彼女は生まれ変わったマニタスでした

彼はなぜリタの元に現れたのか
そしてその目的はうまくいくのか
という物語で

インド映画でよくあるミュージカルシーンは
皆で明るく歌って踊る 牧歌的な内容は
話の進行が遅く感じてしまったり

ララランドは恋愛物だから好みでなく
私はミュージカル映画は苦手ですが

こちら冒頭のミュージカルシーンだけで
大丈夫というか むしろ楽しみになりました

私はダンスのことよく分からないのですが
この集団でのダンス凄いと感じたのと
歌詞がシリアスな物語の台詞一部なので
歌も聴いてしまうのです

ミュージカル映画は好みではないのに
こちらはマフィアのボスが女性になるという
驚きの研究を描いた私の生きる肌のような
ぶっ飛んだ設定にまずやられてしまい

意外な展開のシリアスなサスペンスで
終盤は麻薬カルテルと闘う警察を描いた
ボーダーラインのように緊迫感あり
物語としても充分面白くて

こんなサスペンスをミュージカルに
しようとよく考えたなと感心しました

この映画昨年のアカデミー賞候補かつ
最多ノミネートだったそうですが
それは当然の評価だと思います

そんなのでとても面白かったのですが
リタのミュージカルシーンは良いけど
他の人や場面でこれいらんだろ
と感じてしまうのが 少しありました

でも とても面白かったです


94点



テレビの中に入りたい




簡単なあらすじ

中学生男子が年上の女子と大好きなTV番組を
観てるとハマリ過ぎて混乱を招きます


感想

アメリカのスリラー映画 A24製作です

1990年代のアメリカで中学1年のオーウェンは
家の規則に縛られ息苦しく感じている所

土曜夜に放送しているTV番組ピンクオペークが
とても楽しみで救われるほどファンになると

そして年上の女子マディもその番組に
傾倒している事を知ると一緒に見るようになり
さらにハマリまくってしまいます

数年後マディから一緒に家出をしようと
持ちかけられるも それは怖いので断ると
マディは消えていなくなってしまいました

マディーはどこに行ってしまったのか・・・
数年後戻ってきた時に変な事を言います
マディは何をしていたのか
それを聞いてオーウェンにも変化が

という物語で 二人の環境・人間性と
ファンだというピンクオペークの内容が
序盤描かれるのですが展開が遅いし
番組内容は理解出来ません

A24製作の映画は得てしてこんなのが多く
終盤面白くなるものもあるけど
ボーは怖れているは終始理解出来ず
嫌な予感漂っていると

こちらはTV番組に取り込まれた的な
内容は理解出来るのですが その原因と
結果がよくわからないまま終わってしまい
予感は的中し つまらなかったです

A24面白いのもたくさんありますが
今回は地雷を踏んでしまいました



31点














映画紹介1493 THE SEED OF THE SACRED FIG・HIND SIGHT

こんにちは


これらの映画をアマプラで観ました


聖なるイチジクの種





簡単なあらすじ

独裁政権下にあるイランで司法に勤める男が
その仕事に疑問を覚えていると 家にあった
銃が無くなっており家族内が不和となります


感想

イラク ドイツ フランス合作のサスペンスです

イランの男性イマンが昇進し広い家に住める事に
娘2人も自分を部屋が持てるため喜びます

イマンは容疑者が本当に犯罪を行ったかを調べる 
司法局判事のサポートになったのですが

実はろくに調べることはなく 検事の意向で
犯罪を行った=死刑宣告書に署名するという
非人道的な内容のため苦悩します

世間では女性がヒジャブを被らず主権を求める
活動が流行っていますが 警察の乱暴な逮捕で
亡くなってしまう者まで現れ

大きなデモ活動が行われるようになると
長女の友人がデモに加わり 暴行を受け
家で匿おうとすると 母親は父親の仕事に
影響が出るからと治療だけして追い出します

するとイマンが護身用に国から与えられた
銃が無くなってしまい 国からの支給品を
紛失すると失職どころか懲役の可能性もあり

不安になり家族に確認すると妻も娘も
知らないの一点張りですが
上記の背景があるから 疑念が湧くと
家族内で不信感が連鎖して・・・

銃の行方は なんの目的で持ち出したのか
という社会派サスペンスでした

まずイマンの仕事は容疑をろくに調べず
検事の都合でサインさせるなんて
仕事辞めるべきだと思います

もし明るみになっても検事は知らないと
どうせイマンがしっぽ切りされるだけ
しかし家族のために悩むのは理解出来ます

そしてヒジャブをかぶらない女性が
抵抗したため亡くなった事件がありましたが
イランでしたか 戒律厳しいにしてもやりすぎで 
自由がないのは たしかに独裁国家なので
民主化運動が起きて当たり前だと思います

そんなので先日長年最高指導者として君臨した
ハメネイ師がアメリカにより殺害され
政権は大反発したけど 市民は大喜びというの 
わかる気がしました

そんな政治的問題を序盤はタップリと描き
父親は仕事が多忙で色々忘れがち
妻は夫を支えているけど 本音が不明
娘はデモ参加が友人におり思想が不明という

一番信用出来るはずの愛する家族のことを
疑念を抱き 不信感を持ちあうまでの
背景を丁寧に描いているのが素晴らしくて

なかなかのサスペンスだと思っていたら
終盤はまさかの展開 

中盤で4つの展開を想像しました
父がハメられた
実は母が女性主権を求める者だった
長女の友人が復讐のため(これが一番ベタ)
全く脈絡がなく次女(これが一番不可解)
というパターンなのですが

さすがドイツ フランスが関わるだけあり
まったく予想外なイヤミスとなり
ヨーロッパ映画な展開にシビレまくりました

アメリカのイラン攻撃に対しては
賛否あるでしょう 私も疑問ありましたが

これは映画なのでフィクションな事は
重々承知しているつもりですが

ヒジャブ事件からイラン人は国外に退避
または移住していると聞いた事があります

国を捨てるほど国民が嫌気をさしてしまい
この映画製作にはイラクが関わっており
きっと退避したイラン人の証言により
この映画が出来た経緯もあるはずでしょう

なのでイランへの攻撃もやむを得ないかな
と感じました 

そんな骨太な政治的内容なサスペンス
3時間近くあるのに全く退屈することなく
ウルトラ面白く観ていたのですが

ラスト10分はどうだろ
これまでのキレが台無しとなるような
イマイチな内容なのは残念
もっとスパっと決着つけた方が良かった

しかし改めて一神教の原理主義は
思考を硬直させるだけでダメだと感じました

このイスラム教ですが 
キリスト教も同じでと思います


96点




青い塩




簡単なあらすじ

元暴力団幹部が料理教室で女性と出会い
恋ではなく バイオレンスが始まります


感想

韓国ロマンスサスペンスとでも言うような
珍しいジャンルの映画でした

ドゥホンは元ヤクザで組内で怖れられつつ
慕われて 組長の信頼も厚かったのに

故郷で食堂を開くため 組を抜けて
料理教室に通い始まます

そこで若くて美しいけど クールで気が強い
セビンと出会うと 仲良くなってゆき
二人が恋仲に発展しそうな時

組長が車の事故で亡くなったと報せが入り
ドゥホンは落胆しますが 組とは関係ないと
葬儀には参加しません

しかし組長の死によりドゥホンの事を
面白くないと感じる者がいました

セボンは射撃でオリンピック候補だったのに
兄のせいで出られなくなるばかりか
そのせいで多額の借金を抱えており 
組を辞めたあとのドゥホンを監視するために
派遣されていたのです

しかしセボンはドゥホンの人柄に惹かれ
不利にならないようにしたいのに
友人が下手をうってしまい追い詰められ
つらすぎる命令をされてしまいます

そして2人は敵対せざるを得なくなってしまい
2人の関係はどうなるのか という物語で

組を抜けたばかりのヤクザ幹部が
すぐにこんな愛想よく振舞えるか?
と少し疑問ですが それは良いとして

序盤ドゥホンとセボンの恋愛フラグが立ち
見るんぢゃなかったと後悔しそうな所

セボンの正体が判明してからは
俄然面白くなってきました

さらに組長の死には不審な点があり
組を辞めたドゥホンは怖れられるには
理由があったりと ベタだけど
サスペンス要素ありつつ

意外な展開からの このラストは
なかなか良かったのですが

シリアスの間に度々恋愛要素が入ったり
コミカルなのが 緊張感を無くしたり

ドゥホンの部下は有能なのでしょうが
どうやってそんな事調べた?と
経緯がないのが現実感なさすぎるし

ラスト サスペンス要素である組や
敵対組織の事なにもなく終わったのは
投げっぱなしって感じなのは消化不良

そんなのでイマイチでした


60点




映画紹介1492 NOISE・EDDINGTON

こんにちは


これらの映画を観ました


層間騒音




簡単なあらすじ

妹が失踪したので部屋で待つ事にした姉に
色んな恐ろしい出来事が起きます


感想

韓国のホラー映画です

聴覚障害で補聴器が無いとほぼ聴こえない女性
ジュヨンに別で暮らす妹が失踪したと連絡あり
妹のマンションの部屋に行ってみると

天井には防音材らしきものが貼られており
少し異様な光景ですが 帰りを待つため
しばらくここで過ごすことに

すると夜中に階下の男性がやってきて
うるさいから物音をたてるなと言うけど
妹は失踪したから数日不在だったし
自分は静かにしていたから心当たりなく
理不尽な主張に憤慨するも 翌日も続いたり

この部屋が事故物件らしいけど
詳細が分からなかったりしていると
おかしな音が聴こえてきたり

妹はマンションの建て替えのめぐって
管理組合の理事たちと揉めていた事が判明

また妹には彼氏がいたことを知らなかったり
マンション地下はゴミだらけだったりと
妹の行方に関係ありそうな事が多くあるも
まったく居場所は掴めません

このマンションの抱える秘密とは
妹はどこに行ったのか という物語で

序盤からある異常な現象からオカルトだろう
と思いながら観ていたら 
揉めていた相手や 知らなかった彼氏と
もしかして人為的なものどちらなのか
判断つかないまま展開してゆき

オカルトホラー的なビックリするような
箇所があまりないから ホラーというより
こちらサスペンスでは?と感じます

その分からないもどかしさが良いし
終盤はホラーな展開で驚くような場面あり
でもオチならば整合性が合わないから
ツッコミ所たくさんあるなと思ったら

これなら納得などんでん返しがあり
これで終ったと思ったらさらに展開あり
負の余韻残るラストで面白かったです


83点




エディントンへようこそ




簡単なあらすじ

コロナ渦の田舎町でマスク推奨の市長に
保安官が反発すると 大騒動に発展


感想

A24製作のアメリカのブラックコメディな
スリラー映画 アマプラで観ました

コロナ渦にある田舎町ニューメキシコ市長は
感染を防ぐためにマスク推奨を勧めており
ほとんどの住民は従っているのですが

一部住人は従わないため スーパーなどで
小競り合いが起きており それを見た保安官
ジョーもマスク懐疑派なので従わない者の
味方をするような行動を取り始め

そもそも市長は町にIT企業を誘致するため
活動や開発しているのが疑問だったし
自分が市長選に立候補する事を決めます

またジョーの妻はカルトに傾倒してしまい
陰謀論を信じる怪しい思考になったり

アメリカで警察が人種差別的な事件を起こし
それに反対するデモが発生し分断が起き
市長選から町ぐるみの大騒動に発展します

選挙とこの町の運命は という物語で

コロナ渦初期マスクに反対する人いました
しかしコロナで亡くなる人もいたし
薬もなく正体もハッキリしないなら
マスク着用 私は賛成でしたので

ジョーには不快感覚えるのですが
真面目に過激でトンチンカンな事を言うのが
おバカ過ぎてなんか憎めません

対して市長はマスクを推奨するし
この町は過去銅の産地だったのが減り
衰退してゆく中 企業を誘致し
雇用や経済の政策に関しては賛成だけど
なにかうさんくささを感じる対比

またアメリカで起きた有色人種に対する
警察の問題行動や 銃社会を描いており
骨太のシリアスな内容なのに
なぜか常に画面にはコミカルな雰囲気あり

中盤越えたあたりでジョーはまさかの行動に
衝撃と呆れで どうなるのか気になっていると

まさかの行動は加速し 狂気じみたものとなり
ラスト前なんてバイオ7キャラ ガトリング男を
彷彿させるのには笑ってしまうほど
無茶苦茶な展開から 意外すぎる結末
そして負の余韻残るラスト 

まあ正直言うとこの映画のラスト
完全に意味が理解出来なかったのですが
ネットで解説していただいているのを読み
理解出来たのですが 深くて良かったです

A24製作 私には当たりハズレ大きく別れます
なのでこれはどっちだろと思い試しましたが
私は面白かったです



87点




映画紹介1491 グランメゾンパリ・I AM RAGE

こんにちは


これらの映画をアマプラで観ました


グランメゾンパリ




簡単なあらすじ

東京で三ツ星を獲得したシェフが
今度はパリで挑戦します


感想

キムタク主演ドラマ発のヒューマンドラマ映画
ドラマは一度も観た事はありません

日本でミシュラン三ツ星を獲得したシェフ
尾花はフランスに渡りレストランを開店し
評判上々な所 評論家を集めたコンペが開催

そこで失敗し大不評に終わってしまい
尾花は元々スタッフを信用せず独り相撲で
やっていたり 発言が厳しいため
スタッフが辞めてしまうと

さらに店の信用が落ち 大家からは立ち退きを
迫られてしまいました

しかし何とかしたいと考え 尾花はフランスで
三ツ星を獲得出来なかったらフランスから
出てゆくと約束してしまいました

しかし市場では日本人に上質の食材を
手に入れることさえ難しく 時間はありません

尾花は三ツ星を獲得出来るのか
レストランの存続は という物語でした

ドラマを観ていないので よく知りませんが
尾花の唯我独尊な傲慢さが不愉快

一流レストランのシェフが偉そうなのは
他の映画でもたくさん観てきたけど
こちらは少し違った角度なので
私には受け付けませんでしたが
まあこれはフラグだろうと思っていました

それから色々あり 窮地に追い込まれてから
回復してゆく様はベタだけど楽しめたし
(中盤ある人物が家で襲われるシーンだけは
それはないだろと思いましたけど)

終盤の料理する様子から 完成した料理
どれも食べたことないし おそらく今後も
食べる機会はないだろうから羨ましくて
見入ってしまいました

私はまあまあ楽しめました
ただ韓国語と日本語で話しているのは
どう考えても不自然すぎると思います


64点






アイアムレイジ




簡単なあらすじ

女性が恋人の実家に招待されると凄い豪邸
しかしとても危険な事が待っていました


感想

イギリスのアクションサスペンス映画です

エリンは恋人にキャンプに誘われ行ってみると
弟カップルと合流し 実家に泊まろうと言われ
気がひけるけど仕方なく承諾

恋人の実家は金持ちらしく弟の恋人は
とても楽しみにしている様子ですが
エリンは興味ないので 冷めた様子

実家に行き相手の両親から歓待を受けますが
その頃近所では人間狩りが行われていました

というか恋人らはエリンらを狩りの獲物として
実家に連れてきたのです

女性2人に相手は多数 絶体絶命のピンチ
でもエリンにはある秘密がありました

その秘密とは エリンたちの運命は
という物語で

人間狩りや 誘拐した女性が実はとても強かった
というのは他でもある好みな設定で
こちらその複合版かつ

エリンの過去にはある秘密があるのが
とても良い設定で それなりに面白いけど

まず格闘シーンがショボすぎて残念なのと
エリンの過去の設定 絶対面白いはずなのに
ほぼナレーションベースでしか描かれておらず
もったいないと感じずにいられません

その2つクリアすれば かなり面白いはず
あと血のことであるエセ科学が繰り広げられ
あまりにも安直なバカ設定なのは不要

そんな残念な所はありましたが
まあまあ楽しめました


65点

震える天秤

こんにちは


この本を読みました

染井 為人

震える天秤





簡単なあらすじ

老人の自動車運転ミスによる死者が出て
記者が取材していると違和感を覚えます


感想

滅茶苦茶を読んでとても面白くて 原作の映画
正体 悪い夏もとても面白かったので
他の作品も試してみたいと読んでみました
現実を掘り下げた濃厚なサスペンスです

地方都市のコンビニで老人が運転する車が
お店に突っ込み 1名が死ぬ事故が起こります

ゴシップ雑誌の編集長は最近この手の
老人の運転ミスは世間の耳目を集めると考え
この事故から老人の運転についての記事を
まとめるようにフリーライター俊藤に依頼します

俊藤は最近裁判官の妻と離婚したけど
妻が引き取った娘は大好きで面会するし
別れた妻とも 不仲ではない状況で

過去大スクープをものにしたけど
その時に あるトラウマを抱えている人物

俊藤が現場に行くと 事件現場は凄惨で
事故を起こした老人は認知症だったみたいで
老人の運転・免許返納的な記事を予定するも

被害者のコンビニ店長はオーナーの息子で
従業員の証言では評判悪く 父親に取材すると
押しが強く 身勝手な厚かましい発言をし
自業自得なのでは?と感じつつ

被害者老人の地元村に行ってみると
今の日本では考えられない風習が残っており
その閉鎖性に驚きを覚えながら

皆が加害者老人が認知症だったと言いつつ
他の証言から なにか違和感を覚えます

果してこれは認知症老人が起こした
単なる自動車事故なのか という物語でした

最近よくある老人の運転ミスをテーマにした
社会派ミステリーなのですが

コンビニオーナーは強欲で息子が亡くなっても
全然平気(これには理由ありますけど)
という人でなし で被害者の息子も評判悪く
老人の運転ミスは問題ではあるけども
被害者側を捉えてみると という話かと思ってたら

加害者側の村での取材は真摯に答えているようで
俊藤はなにか違和感を覚え 他メディアはおろか
警察でも気にしていないことを調べて 
意外な真実が浮び上がってくるというのは
取材の様子が生々しく リアルに感じます

そして終盤は新たに判明する事実が判明し
ここまで遡るかと思うほどミルフィーユのように
層が重ねられた深淵でドラマティックな物語で

よく出来ているなーとは思うのですが
この作者にしては人情味あふれるウェットな
内容には少し戸惑ってしまいました
過去試した作品がどれもドライな印象なので

そしてラストでタイトルの意味を知ります
たしかに良い話だとは思うのですが
消化不良というか釈然としない気持ちもありました

充分面白かったのですが
この作者の作品では一番好みではありませんでした