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先日、家から近い幹線道路沿いの道で、縁石に座り気持ち良さげに紫煙を燻らす男性を見た。
ふと、男性の上を見るとこんな看板が。正確に言うと、私が見た場所とは少し違うが同じ幹線道路沿いにあった。
大阪市は、条例に基づき、今年の1月から市内
全域で路上喫煙を禁止している。条例ができた最初の頃は主要ターミナル周辺だけだったはずが、気がつけば全域に拡大されていた。しかし、市のホームページを見たが、全域とはどういう範囲なのか今一つわからない。私がわかるのは、隣の地域にある野球ができるような大きな公園の隅っこに小さな喫煙ボックスが設置されたことだけ。ちなみに吸っている人はまだ見ていない。どれだけの人が知っているのだろうか。
私にとって謎の条例はもう一つある。大阪府の「安全なまちづくり条例」が一部改正され、2025年8月1日から施行された。特殊詐欺対策の強化のためだそうだ。いろいろな内容が盛り込まれているが、一番驚いたのは「65歳以上の高齢者に対するATM 操作中の携帯電話での通話禁止」という項目だった。ATM 操作中の携帯電話での通話に関してはこれまでも注意喚起されていたが、「65歳以上」と具体的に絞ってきた。微妙な年頃の私は思う。
誰が年齢を聞くんや?
答えを拒否したら条例違反なのか。詐欺の電話でなくても、突然かかってきた電話で通話したら、いろいろ聞かれる?
ただ、銀行閉店後のATM コーナーなら行員さんもいないし、他人様がわざわざ聞いてくることもないやと思い直した。
この条例、罰則はないそうだ。禁煙条例に関しては過料があるが。
大阪府は未だに還付金詐欺にひっかかるケースが多いらしい。詐欺を防ぐのに役立てばという気持ちはわかるが、この条例が役に立つとは思えない。もう少し具体的に分かりやすい条例を考えていただきたい。