毎日の食事や暮らしの中でできる
「小さな養生」をお伝えしている
漢方養生指導士、前田ちひろです。
今日はゆり根のお話です。
北海道に住んでいたころ、今くらいの時期に母の友人が
「今しか食べられないから」と、
季節の贈りもののようにケーキを届けてくださったことがあります。
箱を開けると、白いモンブランのようなケーキ。
ひと口食べると、やさしくて、胸の奥がふわっとほどけるようなお味でした。
そのケーキは、ゆり根のモンブランでした。
初めて食べるゆり根のモンブランに、思わず感動したのを今でも覚えています。
ゆり根は今の時期、スーパーでもよく見かけますね。
先日、子どもと買い物に行ったときも、ゆり根を見つけた子どもが
「今日はゆり根を食べよう」と、嬉しそうにかごへ入れようとしていました。
クセがなく、ほくほくとやわらかい食感で、お豆にも似たやさしい味わい。
我が家では、お肉と炒めたり、スープに入れたりと、気軽に楽しんでいます。
ゆり根には、こころをそっと落ち着かせてくれる力があります。
しっとりと潤いを与えてくれるので、乾燥しやすい季節のお肌にもやさしい味方。
さらに肺にも潤いを届けてくれるため、
咳や喉の違和感が気になりやすい今の時期にも、とても心強い食材です。
(ゆり根は「秋のおすすめ食材」↓でご紹介しました。)
気が付けば、今年も残すところあと1ヶ月ちょっととなりました。
年末はなんとなく気忙しくて、心もざわざわしてしまいますよね。
そんなとき、スーパーでゆり根を見つけたら、ぜひ一度手に取ってみてください。
ゆっくり味わえば、ふっと心が落ち着くかもしれません。
そして——
来月12月4日には、更年期の方向けのワークショップを開催いたします。
こころと体のゆらぎが気になる時期に、無理なくできる「小さな養生」を、ゆったりとお話しさせていただきます。
季節の食材や日々の暮らしに寄りそった内容ですので、きっとご自身のケアに役立つ時間になるはずです。
まだお席に余裕がありますので、気になる方はお気軽にご参加ください。



