コレステロールや中性脂肪、血糖値の高い方は、舞茸、シメジなどのキノコ料理がお勧めです。
でもキノコを食べてもコレステロール値が下がりにくい人も多いです。
それはHDL(善玉)コレステロールの低い人です。
そんな方は青身の魚やゴマ、ナッツ類を食べるようにして下さい。
特にイワシやサバ、トビウオなどがお勧めです。
調理が大変なら、釜揚げシラスや缶詰でも結構です。
最近は魚料理を食べるご家庭が減りました。
また食べても骨の無い切り身を好んで、小魚をあまり食べません。
大きな魚の切り身より、小魚がお勧めです。
理由は、イワシなどの胃の無い魚は内臓も食べる事が出来るので、鉄分その他様々な栄養素を摂取出来ます。
そして日本はマグロ消費国ですが、妊婦さんや幼児は食べ過ぎに気をつけて頂きたいです。
天然のマグロやメカジキなどはメチル水銀を比較的多く含みます。
水銀は地殻や土壌に含まれ、火山噴火や石炭の燃焼、金の採掘などに伴って排出されます。
これが水中や土壌中で微生物の働きなどによって化学変化し、メチル水銀が生成します。
当然、海水に含まれて、食物連鎖によって徐々に濃縮されて、上位に位置するクロマグロなどで濃度が高くなります。
メチル水銀の事故では、九州の水俣病が有名です。
水俣病の原因は工場排水中の高濃度のメチル水銀でした。
魚をよく食べている東北地方沿岸で母子約800組を2002年から、継続的に調査した資料があります。
母親の出産時の毛髪に含まれるメチル水銀濃度を測定して、生まれた子供が1歳半と3歳半になった時点で運動機能や知能の発達を調べて、母子の関係を分析しました。
お母さんの毛髪のメチル水銀濃度は、低い人が1ppm以下だったのに対し、高い人は10ppmを超えていました。
WHO世界保健機関などでは、神経障害を引き起こす下限値を50ppmとしています。
毛髪の濃度が最高レベル(10ppm以上)の人たちの子供は、最低レベルに比べ、1歳半時点で実施した「ベイリー検査」という運動機能の発達の指標の点数が約5%も低いです。
乳幼児期の運動機能は将来の知能発達と関連があります。
3歳半時点の知能指数検査では男児のみ約10%の差がありました。
海外の研究でも、メチル水銀は男児の方が影響を受けやすいことが知られています。
2005年に厚生労働省が定めた妊婦のメチル水銀摂取目安があります。
妊婦に対しメチル水銀の1週間当たりの摂取許容量を体重1キロ当たり100万分の2グラム。
クロマグロ、メバチマグロ、メカジキ、キンメダイなどの摂取は週80グラム未満、キダイ、ユメカサゴ、ミナミマグロ、クロムツ、マカジキなどは週160グラム未満(刺し身なら1人前、切り身なら1切れが約80グラム)。
水銀以外の重金属や環境ホルモンなどの汚染物質も影響するかもしれません。
ブリなどの大型の魚も、食べ過ぎには気を付けた方が良いかもしれません。
サバ、アジ、サンマやイワシの方が安心ですね。
一番のオススメは、シラスの釜揚げで、大根おろしとネギとポン酢に、すり胡麻をかけて召し上がって下さい。
オメガ3脂肪酸の宝庫です。
その他、マグロや肉料理にキノコや海草類などの食物繊維などを沢山食べれば、デトックスの排泄にも有効です。
でもお寿司屋さんでの子供の好物は、マグロの握り寿司。
野菜類などの食物繊維は非常に少ないのでサラダなども注文してください。
それと子供さんが好きなフライドポテトは、野菜では無いので、食物繊維は摂取できません。
芋のフライでもサツマイモは食物繊維が多いので大丈夫です。
私も外食が多いので、食物繊維の多いサプリはいつも持ち歩いています。
必ず食前に飲むようにしています。
お客様に肉類や油物をご馳走される事がありますが、そんな時は舞茸活性粒を多めに飲むようにしています。
食品添加物など食生活に気を付けていても、空気や水も汚染されていることもあります。
花粉、黄砂、雨にも化学物質が付着しています。
全て避けて通る事は出来ませんが、少しでも健康リスクを減らす努力は必要でしょう。
先ず出来る事は食養生です。
特に妊産婦や子供さんは気を付けて下さい。
幼少期の食事は高齢になっても同様な物を食べるようになり、一生の健康状態にも影響します。
粉製品、焼肉、加工肉、フライドポテトで育った子供は将来の病気のリスクがあります。
ラジオ大阪放送音声⇒http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC260318_Dr_K_Egao.mp3