最後の会話 | 心のままに♡

心のままに♡

すべてはひとりから

人に優しく、自分にはもっと優しく
日々、ご機嫌に過ごしていこう。

一昨日、母が亡くなりました。



その日の午前中に

いつものように母の施設に向かい

母の部屋のドアを開けると



電気の消えた部屋で

母は静かに寝息をたてて

寝ていました。



いつもより

息が少し荒いような気がしましたが

熱もなく大丈夫かな

と思いました。




その日、私は何を思ったのか

母の結婚指輪を

持っていき

細くなった母の左手の薬指に

はめました。



ずっとしていた結婚指輪ですが

一度倒れて、病院に運ばれたとき

検査に差し障りがあると

外されてしまったのです。




それからというもの

私がずっと持っていました。




でもその日は

なんとなく母の手に

してあげたかったのです。




お父さんに苦しくないように

迎えにきてもらおうね




その手を握りしめて

母といろいろ話しました。



反応はないけれど

きっと声は聞こえている

と思って。



2人だけの時間

いつもより

長く居たように思います。



また明日来るね

と、言って部屋の電気を消して

ドアをしめ



それが最後となりました。




その日の夜8時に


亡くなったとの知らせが

ありました。




たまたま訪問医療の先生が

他の患者さんのことでいらしていて

すぐに対応していただいたよう



苦しまず

眠るように亡くなったそうです。





虫のしらせだったのか


本棚の奥から

「今日は死ぬのにもってこいの日」

の本を見つけた


その夜のことでした。



こんなことって

あるのですね。






今まで一度も

母に言ったことがなかった言葉



「お母さん、産んでくれてありがとう

私、お母さんの娘でよかったよ」



と、最後に言えて良かった。



きっと母はその言葉に

安心して

逝ってしまったのかな。




しばらくは喪に服します♥︎