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皆さま、こんにちは!

 

まずは前々回のブログ記事がアメトピに掲載されました。

運営さん、ありがとうございます!

 

こちらの記事です。

チェックいただけると自分が喜びます。

 

さて本題。

前回のブログで先週末、秋田県の小坂町にある

「小坂鉄道レールパーク」を初訪問したことを書きました。

小坂鉄道レールパーク

 

ここにはブルートレインの車体を利用した宿泊施設があり、

現役さながらのブルートレインが体験できるのでした。

小坂鉄道レールパーク

国鉄時代を知る同好の皆さんなら

感動のあまりにむせび泣くこと間違いなし。

自分も次は絶対に宿泊しようと心に決めた次第です。

 

そんな小坂鉄道レールパークですが、

お楽しみはブルートレインだけではありません。

構内に保存されてる鉄道車両に注目ですが

その前に…

 

レールパークがある小坂鉄道(小坂製錬小坂線)は

どんな鉄道だったのか?

小坂鉱山の産出物を輸送するために

専用軌道として明治41年に開通。

翌年に旅客営業が可能な一般鉄道に改修したのが小坂線でした。

東北地方では初の私鉄線だそうですよ。

 

下は国土地理院のサイトから転載した、

昭和51年に撮影された小坂駅周辺の航空写真です。

この頃は大館駅までを結ぶ小坂線のほか、

製錬所を結ぶ線路(構外側線らしい)が伸びてました。

 

構外側線は昭和58年に廃止されましたが、

それまでの小坂駅は

2方向に伸びる線路の間に駅舎があった模様。

 

駅舎の出入口が妻面に設けられているのはそのためです。

 

駅舎の東側に広がる道路も実は廃線跡だったみたいですね。

小坂鉄道は平成6年に旅客営業が終了したのちも

製錬所から濃硫酸を輸送する貨物鉄道として

平成20年まで存続。

翌年の平成21年に正式に廃止されました。

 

自分は現役時代の小坂鉄道を見ることは叶いませんでしたが、

濃硫酸を輸送する小坂駅発のタンク車を

地元の仙台でよく目にしてました。

下は平成6年頃に岩沼駅で撮った同和鉱業のタキ46000ですが

「小坂駅常備」の文字に注目ください。

そんな理由から小坂駅には興味津々でして…

ワクワクしながら構内を眺めましたぜ☆

 

ブルートレイン「あけぼの」が留置されてる場所は

旅客営業時代に使われていたホームです。

 

更にその先を進むと11号蒸気機関車が停まってました。

小坂鉄道が大正15年に新車で入れた蒸気機関車です。

貴重な雨宮製作所製のC型タンクで

リベットの数が歴史の古さを物語ってましたよ。

 

その奥にはダブルルーフの貴賓車(ハ1)がありました。

こちらは大正4年に制作された2軸客車で

主に会社のお偉いさんが乗っていたとか。

 

ダブルルーフの客車自体が貴重なのに

明かり窓まで残されているとか…

もう存在そのものがキセキですって。

 

ここでウロウロしていたら、

突如、貴賓車の先に停まっていたモーターカーが動き出しました。

こちらはわずか300円で乗車が可能な「観光トロッコ」だそうな。

この回はおひとりの女性だけを乗せて発車しました。

 

その姿を羨ましそうに見送るお仲間さんと自分。

 

結構遠くまで走ってくれるんだ…

 

ついに姿が見えなくなってしまいました。

 

…と思っていたら帰ってきた!

 

しかも乗客の女性を先頭にした推進運転で。

この光景がシュールに思えるのは自分だけでしょうかね?

イイものを見させていただきました。

 

お次は屋根下で保存されてる車両を見学します。

ブルトレの前に敷かれた構内踏切を進みますよ。

 

そこにあるのは

小坂鉄道が現役の頃に使われていた検修庫でした。

 

この中には小坂鉄道の”お宝”がいっぱい眠っているのです。

貨車好きには堪らんスポットでしょう。

小坂鉄道レールパーク

 

ここでの展示のメインは

小坂線が廃止される間際まで使われていたディーゼル機関車ですが、

自分は機関車ではなく、こちらに目を奪われまして…

 

除雪車のキ115です!

キ115は昭和44年に国鉄から譲渡された除雪車で

形式は国鉄時代と変わらずキ100形。

国鉄時代の番号はキ134だそうですよ。

 

キ100形は国鉄の除雪車の中ではメジャーな形式ですけど

小坂のキ115がすごいのは戦前形であること。

昭和10年の製造だそうです。

だからこんなレトロな台車を履いているんだ。

貨車ファンの中では有名なTR20台車ですけど

現物を見たことがない同好の皆さん結構多いのでは?

T小坂では間近で見ることが出来ますからね。

 

その奥には無蓋車のトラ4002とトキ15008がありました。

トラ4002は旧国鉄トラ4234で昭和14年製造、

トキ15008は昭和42年製造の自社発注車だそうです。

いずれも他では見ることが出来ない貴重な貨車たちでした。

 

こちらはレストア中の気動車かな?

画像がぼやけているのは撮影技術が未熟だからではなくて、

庫内がビニールでカバーされてたからです。

念のために言っておきますね。

 

お次は庫外に留置中の貨車です。

有蓋緩急車のワフ28000形でした。

小坂鉄道レールパーク

てっきり国鉄の戦時設計車ワフ28000形を

鋼体化した車両かと思いましたら

昭和37年に新造した自社発注車とのこと。

それにしてもなぜ国鉄と同じ形式にしたのでしょう?

 

ラストは構外で保存中の2両の貨車です。

ここは入場券を買わなくても見学が出来ますけど

実はコレが一番貴重なのかも。

 

車輪が無いダルマ状態で保管されてる2両の有蓋車のうち

小さい方は旧国鉄ワフ7500形であるワフ300。

ネットの情報によれば大正13年製造とのこと。

 

もう1両のダルマはなんと!

旧国鉄ワム3500形のワム300で大正6年製造だそうです。

ワム3500形は大正時代に1万両以上が製造された

戦前製の有蓋車の代表形式ですけど、

まさか令和の時代に姿が拝めるなんて

思いもしませんでした。

 

台枠に見える2つの穴は

ねじ式連結器だった時代に緩衝器(バッファー)が付いてた名残り。

これぞ大正生まれの貨車の証ですね。

小坂駅、すごすぎますって…

保存されてる貨車がすごすぎて

見終えたあとに軽く貨車酔いしちゃいましたわ。

 

そんな自分を癒してくれたのは

駅舎で売られていたババヘラアイスもどきです。

これはめっちゃ美味かったなぁ。

 

通販で同じものが購入できます。

気になる方はぜひゲットしてくだされ。

ひょっとして通販でも同じ価格で買えちゃってる?

 

今回は1時間強だけの滞在でしたが、

次回は小坂線の廃線跡めぐりをかねがね

ブルートレイン「あけぼの」にも宿泊したいです。

小坂鉄道レールパークのすごさ、

こんなブログじゃ魅力は伝わらんだろうなぁ。

 

 

 

 

 

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