皆さま、おばんです!
今晩は本山支線の終点、
長門本山(ながともとやま)駅の訪問記です。
「乗りつぶし」でこの駅に立ち寄られたことがある方も
きっと多いのではないでしょうかね?
自分は「乗りつぶし」ではなく、レンタカーを使って来ちゃいました。
だってこの時期は、外が明るい時間帯に到着する列車が
1本もないんですもん。
長門本山駅は昭和12年に、小野田線の前身である
宇部電気鉄道の手によって開設された駅でした。
この頃は駅の南側一帯に本山炭鉱の施設が広がっていて、
線路も現在の駅止まりではなく、炭鉱施設付近まで伸びていたようです。
元は炭鉱からの石炭輸送を目的に敷設された区間だったのでしょうね。
下は国土地理院のサイトで見つけた昭和22年撮影の航空写真ですが、
駅から桟橋近くまで伸びる線路が確認出来ますよ。
駅周辺は炭鉱住宅がビッチリと並んでいるので
長門本山駅は当時はさぞ賑わっていたのではないかと。
昭和38年に本山炭鉱が閉山するまでそんな時代が続いていたようです。
続いてこちらが、有人駅時代の木造駅舎が残っていた
昭和50年に撮影された航空写真でした。
現在のように道路は整備されていなかったために
当時はまだ、電車は地元の重要な"足"だったようで、
1日に13往復の電車が運行されてた模様。
それが今ときたら…
わずか3往復まで減っちゃったのですよ。
JR西日本さん、ちょいと減らし過ぎじゃありませんかね?
こんな長門本山駅にも観光案内の看板が立ってました。
本山炭鉱が閉山して50年以上が経過してますけど、
炭鉱の遺構は現在も数多く残っているらしい。
帰りの電車の発車時刻が近づいていたので
今回はスルーしちゃいましたが、
今になってそのことをすごく後悔してましたよ。
駅から炭鉱跡までは徒歩10分で行けたっていうのに。
季節によっては付近でこんな景色が楽しめるみたいですけど、
電車で来てもこの景色は楽しめるのでしょうか?
そこで時刻表を見ると、
長門本山駅に夕刻に発着するのは18:17着~18:37発の折り返し列車で、
駅では20分の滞在が可能です。
問題は夕日を眺めることが出来るスポットのこと。
駅の正面はソーラーパネルだらけで、
海を間近で眺められる場所には5分ほど歩かねばならぬみたい。
ここで夕日を楽しむのはハードルが高そうですね。
そんなことで、観光スポットを見ない分、
駅施設は念入りにチェックしてきましたよ。
まずは駅の正面口からです。
無人駅にチャリが置かれているとどこかホッとしますよね。
駅の利用者がいる証ですから。
国鉄時代にあった駅舎は解体され、
代わりに小さな待合所が置かれてました。
ちょい前までは待合所の後ろに駅便(駅の便所)があったようですけど
時すでに遅し、跡形なく撤去されてしまったようです。
長門本山駅は単式ホームが1本あるだけの棒線構造の駅でした。
ホームの断面に
私鉄時代のホームの面影が残っているのがわかりますかね?
宇部電気鉄道の主力車両は全長は15-16メートル級、
その後に国鉄型車両(全長20メートル)が入線したために
ホームを延長した様子がハッキリと残ってますよ。
見てるだけでワクワクしてきちゃう。
待合所は国鉄時代に建てられたモノ、中はこんな感じでした。
最後は駅名標で〆ます。
JR線には全国各地に「終着駅」がありますけど、
こんだけ小さな駅は珍しいのではないでしょうかね?
鶴見線の末端駅と札沼線の新十津川駅と…他にもありましたっけ?
↑(居能駅方面)
┗ 長門本山駅(平成31年1月9日)
↓(小野田駅方面)
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